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「本業はママ、副業が私」3人の育児と15年の販売キャリアを両立する、しなやかな働き方

主婦 / minaさん
活動エリア:関東

「自分と販売員の価値を高めていきたい」と語るのは、アパレル歴15年の経験と3人の子育てを両立させるminaさん。母親としての思いとキャリアの間で悩んだ時期もあったそうですが、今「本業はママ、副業が私」と、正社員からフリーランス販売員へと転身し、心地よい働き方を実現できているそうです。子育てをしながら働くこと、フリーランス販売員として感じたことなどを伺いました。

QUESTIONまずは簡単な質問

好きな本/映画
博士の愛した数式
座右の銘
揺蕩えども沈まず
趣味
家族とお出かけ

INTERVIEWタレントインタビュー

MESHWELLをはじめた経緯
大学卒業後にアパレル業界に入ろうと思ったきっかけは、シンプルに人と話すのが好きだったからでした。大学時代に大手アパレルメーカーでアルバイトをしていたのですが、フィッティングルームでお客さまとお話ししたり、普段出会わないようなさまざまな年代の方とコミュニケーションを取るのが楽しかったんです。私はもっとお客さまと深く対話し、お客さまと温かい関係性を築いていきたいと感じるようになり、アパレル企業へ就職しました。そこから気づけば15年。思っていた以上に自分の肌に合っていたようで、ずっとこの仕事を続けています。
以前の会社には長く勤めさせていただき、ありがたいことに3回も産休を取らせていただきました。けれど、子どもが3人になると本当に大変で(笑)。誰か1人が風邪や感染症にかかると、見事なまでに家庭内感染の無限ループが始まるんです。会社や周りのスタッフは理解があり融通を利かせてくれていたのですが、お休みをもらう頻度が増えるたびに「申し訳ない」という罪悪感が募っていきました。この働き方を何年も続けるのは、私のメンタルが持たないと心苦しくなってしまったんです。子どもたちの体調や主人の休みに細かく合わせられる、新しい働き方にチェンジしようと決意しました。
また、このままでいいのかなという思いもどこかにありました。長年同じ会社にいると、どうしてもそのブランド独自のルールや価値観しかわからなくなってしまう部分があります。いろいろなブランドを知り、多様な価値観に触れながらお客さまと関わりたいという気持ちが芽生えていたんです。そこで理想の働き方を求めて検索したときにヒットしたのが、MESHWELLでした。
MESHWELLで販売員をしてみて
最初はバッグブランド出身ということもあって「洋服をメインで扱うアパレル店舗へ行って失礼にならないかな」と気後れする部分もありました。でも、MESHWELLのスタッフのコラムなどを読ませていただき、バックボーンが違っても、ホスピタリティの形を変えて届けられればいいんだとすごく自信になり、スタートを切れたのを覚えています。15年の経験があっても、MESHWELLで初めて伺うお店の初日はやっぱり緊張しました。1番最初のマッチングでは、本当にお昼ご飯が喉を通らないくらいガチガチでした(笑)でも、1度その最初のハードルを飛び越えてみると、「やっぱり販売ってすごく楽しい! すぐにまた行きたい!」という気持ちが勝ったんです。
今でも初めてのストアに行くときは緊張しますが、それ以上に「今日はどんな出会いがあるんだろう」と楽しみになり、よい緊張感として受け入れられるようになりました。そうやって気持ちがポジティブに変化できた1番の理由は、素敵なお客さまと、何より温かく迎えてくださるスタッフの皆さまに救われたからです。たった1日だけマッチングに来る私に対して、どのストアでも「ありがとうございます!」と親切に対応してくださいます。ストックの場所や商品知識など、わからないことがあっても無理に知ったかぶりはしません。お客さまにも「一緒に商品タグを見てもいいですか?」と素直にお伝えし、タグを見ながら「あ、洗える素材ですね!」と一緒にお話しすると、お客さまも逆に安心感を覚えてくださったりします。無理に飾らず、ありのままの自分で接客ができていると感じます。その経験の積み重ねが、私にとって大きな自信につながっていて今ではもう2年目になります。
子育てをしながら働くことについて
MESHWELLのある日は普段の服とはガラリと雰囲気が変わるので、子どもたちからも色々な反応があってすごく面白いんです。長男に「今日のお洋服、変じゃないかな?」と聞くと、「とっても素敵だよ!」と言ってくれたり、「ママ、今日すごく可愛いじゃん!」と褒めてくれたりして(笑)「今日もお仕事なんだね、頑張ってきてね! 新宿に行くの? 大丈夫?」なんて、ちょっと心配しながらもすごく可愛らしく応援して送り出してくれるんです。3歳の娘もママの装いが気になる様子です。みんなが私の仕事に行く姿を温かく見守ってくれています。業務が終わって家に帰ると、子どもたちが「ママ、お疲れー!」と出迎えてくれて、一気に家庭の温かい時間に戻ります。
現在は、基本的には勤務できる最大の時間の長さでマッチングをしています。10時15分〜16時15分、あるいは12時30分〜17時30分といったシフトです。実はMESHWELLを使い始めた当初は、短時間の3時間勤務にしていました。接客をすること自体がとにかく楽しくて、もっとストアに立ちたいという気持ちが自然と湧き上がってきたので、自分の意志で少しずつシフトの時間を伸ばし、今の勤務スタイルに辿り着きました。
MESHWELLを終えて家に帰ると、自分自身が本当にご機嫌でいられるんです。売場でたくさんの素敵な出会いがあり、楽しく仕事をして満たされているからこそ、家に帰ってからの笑顔の回数が格段に増えた様に思います。ママが機嫌よく笑顔でいることは、家族にとってもすごく良い影響を与えていると感じます。自分らしく輝ける販売員の仕事の存在が、毎日の暮らしをこれまでよりさらにハッピーなものにしてくれています。
実際にさまざまなブランドでマッチングしてみて
登録して2〜3ヶ月ほどで最初のマッチングが決まり、そこからはアーバンリサーチをメインに、カレンソロジー、conte、visなどのお客さまの年齢層のさまざまなストアからオファーをいただき、いろいろな出会いを楽しんでいます。私、正直すごく“惚れ性”なんです(笑)どのブランドに行っても、並んでいる商品を「すごく可愛い!」と好きになってしまうんですよね。だから商品を魅力的にお勧めすることは自然とできました。
実際にいろいろなストアで接客をしてみて、本当に面白いなと感じています。私と同じ40代のお客さまは、パッと直感で買われるというよりは、じっくりと商品を吟味される方が多い印象です。対話の中で、全身のトータルコーディネートをご提案しながら一緒に組み立てていく楽しさがあります。一方で、20代くらいのヤング層や新卒のお客さまですと、お母さまと一緒にご来店されるケースが多く見られます。お母さまとお嬢さまの会話に自然と混ぜていただきながら、ご自宅で洗濯できるものを中心に、テンポよく選んで購入されていかれます。若い方は何を着ても本当によくお似合いになるので、私自身も自分の娘の未来を想像しながらポップなトーンでお話ししています。世代やブランドによってお客さまの雰囲気がガラリと変わり、その違いに自分自身がアジャストし接客する、その差がすごく楽しいです。バッグブランドでの接客とアパレルでの接客へ行って感じた1番大きな違いは、お客さまのニーズのあり方でした。カバンの場合、お客さまのニーズがあらかじめ明確に決まっていることがほとんどです。「仕事で使うからパソコンが入らないと困る」「大きなサイズのものが欲しい」といった条件が前提にあり、パーティーバッグのような可愛らしいお品物で不意に一目惚れして買っていただけるケースは稀でした。まずは実用的なニーズを満たすことが第1歩だったんです。アパレルでは少し違いがありますね。お客さまがフラッとストアに入られて、たわいもないお話をしているうちに気持ちが盛り上がっていく感覚があります。そうすると「この色のトップスも素敵ね」「手持ちの靴と合わせてもいいかも」と商品のことや買い物の目的など会話がどんどん広がり、コーディネート提案へとつながっていくんです。洋服の接客においては、ニーズを満たす提案だけでなく、その場の空気感やワクワクする高揚感を一緒につくっていくことが大切なんだなと実感しています。
接客で大切にしていること
私が接客で常に意識しているのは、お客さまのお顔の目線、持ち物、そして身体の向きをしっかりと観察することです。お客さまは心の中で考えていることを100%言葉にして伝えてくださるわけではありません。例えば、商品を見ている方の装いやスタイル、目線から「オフィスカジュアルを探されているのかな? でもTシャツも触っているから、休日も回せるものがいいのかな」と背景を想像しながらアプローチの言葉を組み立てています。
また、周りのスタッフさんから「minaさんはとにかくファーストアプローチが早い!」と驚いて頂くことが多いのですが、これには前職での経験が関係しています。以前の会社は個人売上のある会社で、最初にファーストアプローチを入れたスタッフが、最後までそのお客さまを担当するという暗黙のルールがあったんです。とにかく早く声をおかけしないと会話すら始められない環境で揉まれてきたので、ファーストアプローチの速さは身体に完全に染みついています(笑)フリーランスになってからは、すぐにお声がけしつつも、まずはこんにちは!とご挨拶からスタートするようにしています。その後少し距離を置いてお客さまの観察に回り、ベストなタイミングで提案へと入っていきます。昔の自分を振り返ると、無意識のうちに少しガツガツしていた部分があったかなと気づかされました。以前は「この商品は本当に素晴らしいのになんで買ってくれなかったんだろう」と悔しく思ったり、攻めの姿勢になりがちだったんです。けれど、MESHWELLでいろいろな店舗に立つようになってからは、もっと自然体で良いと思えるようになりました。「じっくり悩んでいただいても大丈夫ですよ」とホスピタリティを最優先に寄り添う姿勢に変えても、売上結果には悪い影響が出ないとわかったんです。力を抜いてお客さまと心を通わせる方が、かえってよい結果につながる。やり方を変えても大丈夫なんだという実感が、自分の接客スタイルをより良いものにしてくれました。
フリーランス販売員として意識していること
フリーランス販売員としてのモチベーションは、その日の出勤時間の中で、絶対に売上1番を目指すことです。誰かから直接言われるわけではありませんが意識していますね。また、店舗の予算を教えてくださるストアでは、少しでもその予算に近づけたい、1円でも貢献したいという思いを持って、限られた時間の中で全力で売場に立っています。
そんな中で、私がマッチングの際に、絶対に意識し続けていることがあります。それは、出勤されているスタッフの皆さまのお名前を伺い、必ずお名前でお呼びすることです。万が一失念してしまったときは丁寧に再度ご確認します。私自身、フリーランス販売員としてストアに入ったときに、スタッフから「MESHWELLさん」ではなく「minaさん」と呼んでいただけると、とてもうれしくて安心するんですよね。「今日も頑張ろう!」と前向きな気持ちになれるんです。だからこそ、自分から周りのスタッフへも同じように名前で呼ぶようにしています。以前、ストアの方から「名前をメモして覚えて呼んでくれているんだね」と言っていただいたことがありました。売場に立つタレントさんは皆さん優秀でよい方ばかりだからこそ、こうした小さな敬意の積み重ねを大切にしています。
ブランドから再オファーをいただいたときは、自分の接客は間違いじゃなかったんだと素直に納得できてすごくうれしいですし、仮に再オファーにつながらなかったとしても、それは単にタイミングの問題として捉えてマイナスな気持ちにはなりません。「今月はオファーが少ない…」と落ち込むこともないですね。もし安定して決まった日数働くことが第1であれば、正社員としての働き方がよいかもしれません。今はコンスタントにオファーをいただき働かせていただける環境があり、その時間を大切にしています。
報酬を自分で決めることについて
アパレル販売員という仕事は、頭を使い、お客さまに気を使うプロフェッショナルな職種なのに、なぜか社会的評価がなかなか上がらず、実際の給料や時給は東京都の最低賃金レベルだったりします。この矛盾に、ずっと強い違和感を抱いていたんです。一握りの人しか収入面で成功できないイメージでは、情報にあふれた今の時代に「販売員を目指そう!」という人が減ってしまうのも仕方ないと思うんです。
もし販売員でも年収1,000万円がいけるような世界だったら、目指す人は絶対に増えるはずです。だからこそ、自分で報酬を設定できるMESHWELLの仕組みを知ったとき、すごく可能性を感じました。私はオファーが少ない月があったとしても、焦って自分から時給を下げる「安売り」は絶対にしないと決めています。年収1,000万円というのはまだ遠い壁かもしれませんが、まずは時給換算で自分の価値、販売員の価値を高めていけたら素敵だなと思っています。
今後の展望
販売のお仕事は今でも本当に大好きですが、今の私の「本業」はどこまでもママだと思っています。だからこそ「本業はママ、副業が私」というスタンスを大切にしながら、この心地よい働き方でいけるところまで楽しく続けていきたいですね。
バリバリ働くきらびやかでかっこいい世界も素敵だとも思います。でも、家族との何気ない時間、子供の笑顔を通して、今はそれとは違う軸で自分の生活や家族を1番に大切にする感覚の私がいることも、全然悪くない、むしろ大切な時間なんだと感じたんですMESHWELLで今は「家庭7:仕事3」くらいのバランスですが、子どもたちが大きくなって「家庭5:仕事5」ぐらいのバランスにできるようになったときには、また自分の意思で労働時間を伸ばして、いけるところまでお仕事の幅を広げていきたいと思っています。そうやって、その時々の自分自身で働き方を選んでいこうと決意できました。
今はこのスタイルで、オファーをいただいた店舗さまでお手伝いし、精一杯自分の力を発揮し、子どもたちの未来をしっかり応援していけたらと思っています。子育ての中では大変なことやときには文句を言いたくなることもありますが(笑)、それ以上に子どもたちと一緒に過ごす時間や日々のちょっとした成長の中に、かけがえのない喜びを感じています。家族との時間も、MESHWELLで販売員をする時間も無理なく大切にしながら、これからも私らしく笑顔で歩んでいきたいです。

撮影場所:WeWork Link square

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