2020年9月30日(水)の21時00分から30分間の予定でメンテナンスを行います。ご迷惑おかけしますが、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

自分らしく生き、自分らしく接客できる、フリーランスでアパレル業界に

ダブルワーカー / maduka52さん
活動エリア:関東

平日のMESHWELLでフリーランス販売員と土日のブライダルの仕事のダブルワークをされているmaduka52さん。お客さまの本質を見極め、似合わないものは無理に勧めないという誠実な接客を、今のびのびと実現できているそうです。その接客をする上で、細かなところまで大切にし接客をしているmaduka52さんに、フリーランス販売員としての思いや、MESHWELLの良いところなどを伺いました。

QUESTIONまずは簡単な質問

好きな本
︎汝、星のごとく/凪良ゆう
好きな食べ物
野菜がたくさん入ったスープ
最近のマイブーム
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INTERVIEWタレントインタビュー

これまでの経緯
新卒からホテルでウェディングプランナーとして7年間働いたのち、アパレル販売員に転職、2年間店頭に立ちました。ウェディングプランナーのときには、契約が決まった後のお客さまの担当(施工プランナー)をしていました。打ち合わせを重ねて信頼関係を築き、お客さまに寄り添う接客は、自分でも得意と感じていますし、自信を持って培ってきたスキルです。30歳という節目を目前にしたとき、ここからさらに1歩、接客のプロとして自分のスキルを伸ばしていきたいと考えました。それならば、営業スキルを身につけようと思い、まったく違う業界、自分の好きなファッションの世界でチャレンジすることを思い立ちました。
アパレル業界に転職後、2年間さまざまな店舗を経験し退職。その後仕事を1度休み、これからの人生について考えました。もう1度会社に所属して正社員として働くべきか、それとも”フリーランス”に転身するかを悩んでいました。そんなときに通っていた美容メンテナンスサロンのお姉さんが、「今はいろんな働き方が選べる時代だから、枠にとらわれずに、自分に合う選択をしてみてもいいかもね」と優しく言葉をかけてくれました。その方は、以前、MESHWELLを導入していたストア側でオファーを担当していたそうで、「maduka52ちゃん、フリーランスとして働くならMESHWELLがいいと思うよ!」と勧めてくれました。ちょうど同時に、土日に花嫁さまのアテンド(ドレスのケアやプランナーのサポートといった裏方業務)をする仕事が決まっていました。MESHWELLであれば、固定のシフトに縛られるアルバイトとは違い、自分で働く日も時間もコントロールできます。土日のブライダルワークを軸にしながら、平日の空いた時間に、これまでの経験を活かしてアパレル販売員として働くことができると思いました。そうしてMESHWELLへの登録を決め、今のダブルワークがスタートしました。
経験が活かせていること
私のアパレル正社員時代の2年間は、実は異動の連続でした。自社ブランドの中で、客単価1万〜2万円ほどのカジュアルな店舗から、5万〜6万円もするハイエンドな店舗まで、あらゆる価格帯の部署を経験しました。さらに店舗の立地も、渋谷、新宿、丸の内と、さまざま なエリアでした。当時は大変さを感じましたが、今MESHWELLでフリーランスとして活動するようになって、その経験が活かせていると思います。
さまざまな店舗に立ったおかげで、お客さまの層ごとのイメージや志向、考え方が、感覚として自然とわかるようになっていました。ずっと同じ場所にいると、どうしても現状に甘んじてしまい、成長しようというモチベーションが下がりがちです。でもMESHWELLなら、毎回違う街の、違うストアへ足を運ぶことができるので、その点も私は肌に合っていると感じます。前職の経験でできた引き出しを、マッチングごとに使い分けながら、新鮮な気持ちで接客できるのが楽しいですね。「今日はこうアプローチしていこう!」と自分で考えて動くことができ、やる気も高まっています。
ウェディングプランナー時代の師匠から叩き込まれた教えなのですが、「お客さまと名刺を交わすその最初の瞬間から、すでに挨拶も接客も始まっている。最初の入り方を間違えてしまったら、その後の関係がうまくいかなくなるから最初が肝心」という言葉が、今でも私の体に深く染みついています。だからこそ店頭では、そのお客さまが1番心地よいと感じるトーンや距離感で最初のお声がけができるよう、集中しています。アプローチを間違えて失敗したこともありますが、だからこそ、独りよがりの声掛けにならないよう、常に「もし自分がお客さんだったらどうだろう?」という視点を深く考えるようになりました。
接客で大切にしていること
私が店頭で心掛けていることは挨拶です。お客さまが入店された瞬間に、必ずその方の目を見て笑顔で「いらっしゃいませ、こんにちは!」と挨拶をすることです。作業をしながら挨拶をしたり、なんとなくフロア全体に向けて言うのではなく、お客さまに伝えたいと思っています。それだけで、その後のお客さまとの心の距離はぜんぜん違うと思っています。
そしてもう1つ、意味のないファーストアプローチはしないということです。「鏡で合わせてご覧ください」「どうぞお手にとってご覧ください」とただ声をかけるのではなく、お客さまそれぞれのペースにあった声がけをしたいと考えています。だからこそ、MESHWELLで店頭に立つ今、私は声をかける前に、お客さまのことをものすごく観察しています。お店に入ってこられる一連の動きから始まっているんです。お客さまがどんな洋服を着ていて、どんな歩き方をされるのか。そして、どんな”人柄”の空気感を持っているのか。この方は、ご自身の今日のファッションをプロに褒められたいタイプかな、話しかけられたくはないけれど、洋服は本気で探している人だな、など、お客さまのタイプやマインドを見極めてから、アプローチに向かいます。相手に合わせて、声の大きさ、話すスピード、ときには自分のキャラクターのトーンまでガラリと変えます。アプローチの仕方を間違えたかなと反省することもあります。でも、そんなときは軌道修正すればいいと思うんです。こうやって、お客さまと対峙していくのが私の接客スタイルですね。
店頭でお客さまとお話ししていると、感覚的にこの方の本音はどこにあるのか、を意識しています。それはお財布の事情ではなく、”洋服を買いに来た熱量”についてです。例えば、洋服が欲しくてご来店され、お話を深掘りする中で、とにかく新しい自分に出会うための服を探しているんだなと判断したら、私はガラリと提案の方向転換をします。ワンピースを探していたとしても、もっと素敵に見えるトップスとボトムスのセットアップをご提案することもあります。逆に、予算はギリギリだけれど、「大好きなモデルさんがインスタで着ていて、ずっと憧れていたブランドのこの服が欲しいんです!」とご来店されたお客さまが、試着をしてみて、プロの目から見ると少しシルエットが浮いていたとしても、私はよりよいところを見つけて、「素敵です!」と、その憧れを叶えるプッシュをします。洋服を持ち帰って、自分の日常に帰ったとき、お客さまの生活がどれだけときめくかの想像を巡らせて接客をすることを大切に、お客さまが本当に満たされたい満足度を見つけることを大切にしています。
フリーランス販売員として接客で大切にしていること
MESHWELLでいろいろなストアのプロフィールを見ていると、”次回につながる接客をお願いします”と書かれているストアがとても多いと感じています。フリーランス販売員として売上をたてるために呼ばれていることもあると思っていますが、私はストアが求めるこの言葉を信じていて、それに応えたいと常に思っています。
例えば、二子玉川や武蔵小杉といった地域密着型のエリアは、頻繁にフロアをのぞいてくださるお客さまが多い反面、今日は見ているだけというウィンドウショッピングの方もたくさんいらっしゃいます。ある日、閑散とした店内に、スーパーの買い物帰りでネギをバッグからのぞかせたお客さまがいらっしゃいました。他のスタッフはきっと今日は買わないだろうなと感じたのか、声をかけずに見守っているような状況でした。でも、私はそういう方にこそ、あえて笑顔で声をかけに行きます。「今日はお買い物帰りですか?」と、他愛のない世間話から、なぜ今日、お店に足を運んでくれたのかを紐解いていくと、「今日は買わないけれど、この春に何を買えばいいかリサーチしているの」という本音を聞くことができました。こういうとき、ストアでご紹介ができるものがなかったとしても、時間に余裕があれば、私はお客さまのクローゼットの中身を聞きながら、ファッションの相談に乗ります。今すぐにストアの売上にはつながらなくても、目の前でファッションに迷っているお客さまがいるなら、プロとして持っている知識を惜しみなく伝えたいと思っています。それは結果的に、「このストア、いい感じだな」という印象につながり、再来店になると思うからです。「これから入荷するかもしれないので、またぜひ見にいらしてくださいね。今回はご提案だけになってしまいましたが、お買い物、楽しんでください!」とお見送りします。私が次にこのストアでお客さまを接客できるかはわからないですが、この1言が、またこのストアに足を運ぶきっかけになったらよいなと思っています。
印象に残った接客
MESHWELLでいろいろなストアに立つ中で、お互いの心が通じ合って鳥肌が走るような”ゾクッとする瞬間”を経験した接客があります。クリスマス前、ママさんがダウンジャケットを探しに来店されました。お客さまは普段は薄いベージュ系ばかり着ているけれど、今回は黒に挑戦したいと話してくださいました。でも、「似合うかわからないけど、子どもがいるから汚れが目立たない黒がいいかな。周りからも黒を勧められるし」と、悩んでいる様子でした。ストアには、2万円位のカジュアルなダウンと、素材にこだわった5万円位の上質なダウンの2種類がありました。お客さまが納得できるよう、黒のダウンとベージュのダウンを交互に何度も着てみたり、ロング丈を着てみたり、あえて別のコートを羽織ってみたりと、1つずつ選択肢を整理するようにじっくりと接客させていただきました。お客さまは、何度も試着を繰り返し、「よし、奮発して5万円の黒いダウンにしよう」と決めかけたんです。上質なものに惹かれるお客さまのこだわりもわかっていました。けれど、その決断の瞬間、私は何か違うかもしれないと感じたんです。
私は少し勇気を出して、お客さまの本音に触れる質問をしました。「お客さま、間違っていたらすみません。きっとダウンは欲しいし、黒にしようと思われているのも本当ですよね。ただ、自分が見慣れていない黒のダウンの購入に、どこかで迷っていませんか?」と気持ちの確認をしてみたんです。するとお客さまが「そうかもしれない」と、気持ちに気づく表情をされたんです。私はもう1度、2万円のダウンをお持ちし、そのダウンの素敵なところをお伝えしました。そのとき、私たちの間に不思議な深い納得感が生まれたんです。結果として、お客さまは2万円のダウンを選ばれ、さらに、接客の途中でご提案していたダウンの中に合わせるトップスなど、トータルで3点の買い物を笑顔で決めてくださいました。
売上単価だけで見れば、5万円のダウンを1点の販売の方が手っ取り早かったかもしれません。けれどお客さまにとっては、2万円のコートを選んだことで心の底から納得ができ、さらに冬のトータルコーディネートまで完成させることができたんです。最終的な買い物の満足度は、間違いなく高くなったと思います。きっとお客さまは、この冬そのダウンに袖を通すたびに、私のことを思い出してくださるのではないかなと思います。大切にクローゼットに眠らせておく5万円のダウンよりも、毎日の相棒としてガシガシ使ってもらえる2万円のダウンをお届けできたこと、お客さまと気持ちが通じたことが何よりの喜びです。
今でこそ、お客さまのために「似合わないものは無理に勧めない」という120%誠実な接客スタイルを貫いていますが、アパレル会社員時代は、その点で葛藤することもありました。今は、会社という枠やノルマの数字から解き放たれ、フリーランスとして販売員をしているからこそ、自分の接客を自由に体現できているように感じています。もちろん、ストアの売上に貢献することは大前提ですが、それ以上に「自分が大切にしたい接客ポリシー」を1番の軸にしながら、まっすぐお客さまに向き合えるようになったことが、MESHWELLでフリーランス販売員をはじめて何より大きな変化です。
MESHWELLの気に入ってるところ
自分で働く時間を自由に設定し、入りたいタイミングで現場に入れるMESHWELLの仕組みがとても気に入っています。私はもともと、時間をコマ単位でカレンダーにはめ込んでいくような、スケジューリングが得意なタイプなんです。日によっては「今日はここに3つの仕事をギュッと詰め込もう」とパズルのように組み立てることもあります。また、私は決められた時間に、100%のパフォーマンスを出しなさいと縛られるのが少し苦手だったんだ、ということにも気づけました。自分の体力やバイオリズムと相談しながら、自分が1番力を発揮できる時間で集中して働く。その方が、結果としてストアにもお客さまにも、圧倒的に高いパフォーマンスを届けることができるんです。
もちろんフリーランスならではの難しさもあります。毎月の収入面の不安定さは常に隣り合わせですし、周りの友人たちとはまったく違う働き方なので、平日の昼間に動いていると、遊んでいるなんて見られることもあります(笑)。私自身もときどき、朝に少しゆっくり起きる日があると「こんなにのんびりしていていいのかな」と、会社員時代の名残で罪悪感を覚えることもあります。この自由なリズムに自分の心が100%馴染むまでには、もう少し時間がかかるかもしれません。でも、それも自分で選んだ新しい人生として、楽しみたいなと思っています。
ストアからマッチングのオファーが届き、メールの件名に“星マーク”の通知が届く瞬間が、私は何よりも大好きなんです。私にとっては、大好きなアーティストのライブのチケットが当選したというくらいのテンションで、「やったー!」と毎回うれしい気持ちになります(笑)。実は正社員時代、私の存在意義って一体どこにあるんだろうと、自分の価値について悩んだ時期がありました。だからこそ、MESHWELLを通じて、大好きなアパレルの世界で自分のスキルを評価してもらい、”あなたに来てほしい”とダイレクトに認めてもらえる環境があることがうれしく、やりがいになっています。自分が必要とされていることを肌で実感できるからこそ、毎回100%の力でストアに貢献したいと思っています。実は、マッチングの際には、自分の中で目標設定しているんです。今日、自分はこのくらい売上げられそうだから目標はこのくらいにしようと、決めています。目標が達成できるとそれもまた嬉しいですね。MESHWELLで入るストアのみなさんは、フリーランスの私を驚くほど温かく、優しく迎えてくださいます。「こんなにのびのびと、自分らしく接客させてもらえるんだ」と毎回の感動があるからこそ、目の前のお客さまに全力で接客をできるんだと思います。
今後の展望
できればずっとフリーランスで働いていきたいという思いがあります。今の時代、本当に好きなことを仕事にできている人って、そんなに多くないと思うんです。でも私は今、ウェディングとアパレルという、大好きな仕事を2つとも全力でできている。これって、最高に幸せなことだと日々実感しています。実はフリーランスになる前は、ウェディング業界のフリーの先輩たちを見ていて「大変なのかな、やっぱり会社に雇われている正社員の方がよいかもしれない」と思っていました。でも、それは自分がその世界を知らなかっただけだったんだと今思います。向いていなかったら辞めようと思って飛び込んでみたら、驚くほど自分にフィットしていました。
かなり先の将来の夢は「誰もいない、何もない島に住むこと」です。不便さを贅沢だと思えるような美しい場所で、リモートワークをしながら暮らしたい。そのためにも、今はMESHWELLを通じていろいろな店舗に飛び込み、アパレルの知識をさらに深く勉強して、自分の接客スキルを限界まで伸ばしていきたいです。そしていつか、大好きな友人たちと一緒に、場所にとらわれない自分たちのブランドや店舗を立ち上げられたら最高ですね。

撮影場所:WeWork Link square

SCHEDULEMESHWELLのある1日

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