日々学び成長する、フリーランス販売員としての働き方
フリーランス / Naokiさん
活動エリア:関西
持ち前の明るいキャラクターとこれまでの経験で培った会話力が、今フリーランス販売員になって活かされているそうです。そして今も学びの連続とのこと。フリーランス販売員として大切にしていることなどを伺いました。
QUESTIONまずは簡単な質問
- 好きな本
- アイビーボーイ図鑑(穂積和夫)、夢を育てる(松下幸之助)
- 座右の銘
- 才能より習慣、10秒以上考えても無駄、準備が8割
- マイブーム
- ごはん屋さん巡り
INTERVIEWタレントインタビュー

- これまでの経緯
- 新卒でアパレルブランドに入りました。その時の顧客様が飲食関係の経営者で、その方に誘われて京都で2年ほど、飲食の仕事をしていました。その後、大学の時に学んでいた政治経済、法律などの勉強をしたいと退職しました。そしてもう一度、販売の仕事にも戻りたいと考え大阪に戻ってきました。ちょうどその頃に、インスタグラムでMESHWELLの広告を見てこの働き方を知りました。広告を見た時にこれはなんだろう、フリーランスの販売員という働き方があるんだということに驚きがありました。接客がメインの業務のMESHWELLは販売が好きな気持ちが活かせそうと、一度チャレンジしようと登録しました。実は、今も続けている仕事なのですが、ハイブランドのイベントなどでサービスマンをする単発の登録派遣の仕事もしています。今は、その仕事、勉強、MESHWELLを調整しながら、スケジュールを組み立てています。MESHWELLはその都度自分の都合に合わせて、働く条件を提示できるのでスケジューリングもしやすいですね。
- 接客するときに大事にしてること
- 直感的に思ったのが「スピード」です。飲食の仕事をしてた際に、接客においてスピードを重視していました。このスピードは、飲食店であれば、商品を提供する時間という面が最低限大切なところではあります。お客様へのサービスという点では、お客様がご来店されたことに反応するスピード、お客様が何かを見てる、何かを気にしてる様子、スタッフの対応を求めてる様子に気づくことにあたります。この点は前職で声をかけてくれた社長に叩き込まれました。今、フリーランスの販売員として、新しいストアにマッチングする時にもこの点は意識をしています。お客様だけではなく、ストアスタッフも含め、自分が立ったそのフロアの中をよく見て、必要なことにスピード感を持って対応が出来るように心の準備をしています。そして、すぐに対応できるようにするためにも、わからないことはストアスタッフに確認をするようにしています。
接客に於いては、お客様が探しているアイテムは、「どこでどうやって使うのか」を伺うようにしています。例えばシャツを探している方がいて、この質問をして、入学式があるからオケージョンの服が欲しいと伺えば、提案はパンツやジャケットも含めたトータルコーディネートになります。シャツを見ていたとしても、それがどんなシーンで着られるのかによって、合わせて出来るご提案も変わってきますよね。そして、そのアイテムを使う場面がわかると、お客様がアイテムを着用している想像がわく会話が出来ると思います。ありがたいことによく、会話力があると言っていただけるのですが、私自身は、良い意味で商売っ気がない人だと思います。お客様に、会話、お買い物を楽しんでいって欲しいというその一心で接客をしています。
- 印象に残ってること
- ゴルフウェアブランドのADABATSTREAMのPOPUPにマッチングした際のことです。このブランドは40〜60代のお客様が非常に多いブランドでした。今回、若い方もターゲットにした新しいブランドをローンチすることになり、関西、名古屋のpopupが開催されていました。そこで私は、マッチングの機会をたくさんいただいておりました。新しいブランドは、20代、30代の方がかっこいい、良い意味でゴルフウエアぽくないと感じる、素敵なブランドでした。
その名古屋のPOPUPにマッチングをした時に、以前関西POPUPで接客をさせていただいたブランドの顧客様でもある、少し年配のお客様が来店されたことがありました。私の顔を覚えてくださっていて、お客様が来店された時から会話が盛り上がりました。お客様が新しいブランドの服に気付かれたので、すかさず提案をさせてもらいました。既存のブランドは黒、白のカラー商品が多いのですが、新しいブランドは、ピンク、グリーン、ベージュなどのカラーが多いんです。私は、お客様に「最初は新鮮に感じるかもしれませんが、是非一回着てみてください。」とお伝えしました。お客様の手持ちの既存ブランドのシンプルなアイテムに合わせたら素敵ですし、お客様に新しい雰囲気を体験してもらいたいと思いました。すると試着をしたお客様から、「おもしろそうだし、買ってみる。」といっていただけました。お客様に新しいご提案ができて嬉しかったことは勿論のこと、その様子を見ていたブランド担当者にも、喜んでいただけました。「大西さんは、新しいブランドの服を着て店頭に立ってもらううことでブランド訴求もできるし、顧客様にも、新規の方にもに提案ができる販売員で、本当に狙い通りの感じでした。」と感謝していただけたことがとてもうれしかったです。
- フリーランス販売員として
- 良くも悪くも、自分はフリーランスで、ストアスタッフからは社外の人であるという意識を徹底的に持つようにしています。だからこそ、誠実に業務をし、ストアスタッフとコミュニケーションをとるようにしています。自分一人で責任持ってマッチングをすることの重みをしっかり心に留めています。ストアスタッフがサポートをしてくださったり、気にかけてくださるので、私は皆さんが業務で出来ないこと(接客、おたたみ)を誰よりもできる存在なんだと自覚し、ストアの中で周りを一番見て気づき、小さいところもケアしていけるような販売員でいたいと考えています。
以前、マッチング中の動きで、明確に失敗したなと感じ反省したことがあります。私は、失敗や嫌なことが頭に残ってしまうタイプなんですが、それを覚えていられるのなら、次に良い方向に生かそうと考えるようになりました。今は、社員の時のように、上司に育ててもらい、フィードバックや指示をもらって業務をするわけではないです。マッチングの結果が次回に繋がるかというところが、シビアな点ではあります。だからこそ、1回、1回のマッチングでの気づきを大切にし、次回に活かすようにしています。
また、フリーランスになり、様々なストアで販売できることも良い経験になっています。毎回、新しい人と出会えるのはとても楽しいですよね。様々な方に出会えるからこそ、自分の会話の引き出しも日々増えていっています。正社員で販売をしていた時よりもより、今は接客における視野が広くなり、様々な視点を持てるようになりました。ずっと同じ店で同じ人と働いてると仕事が早くなる良さがあるのですが、その分、新しい発見がしづらくなってくると感じます。私にとって、様々なストアで販売をできることがMESHWELLでフリーランス販売員をする一番の魅力です。
- 今後の展望
- 大学で法学を学んでいたこともあり、政治とか経済に興味がありました。その後、経営者の方に近いところで仕事をした経験や、今自分がフリーランスという仕事の仕方になって、お金の流れや税金について学ぶことに、興味を持って取り組んでいます。お金の問題や課題、税金に関しては、経済に結びついて自分がどう生きていくかに反映されるなと解釈して勉強をしてるんですが、自分の実生活とも結びつくので学ぶことが、とても楽しいです。今は大きな目標はないですが、それを見つけていく過程だと捉えて、大好きな販売の仕事をしながら、次のステージに進んだ時に知識が活かせるように準備していきたいと思います。
