2020年9月30日(水)の21時00分から30分間の予定でメンテナンスを行います。ご迷惑おかけしますが、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

自分らしさを大切に、販売未経験からスタートしてフリーランス販売員

ダブルワーカー / 神谷ユウさん
活動エリア:関東

先日のMESHWELL ALL STARS FESにもご参加いただき、明るくどなたにでも自然に声がけをされていた神谷ユウさん。これをやろうと決めたらすぐ行動する、行動派でもあります。MESHWELLでは販売員未経験ながらも、学び成長する気持ちを常に持ってマッチングを続けていらっしゃいます。その中で気づかれたことや、他のタレントさんとの交流についても伺いました。

QUESTIONまずは簡単な質問

好きな食べ物
スリランカカレー
最近のマイブーム
ウクレレ、ルノルマンカードリーディング、足のアーチのストレッチ
趣味
歌うこと、自然を感じること

INTERVIEWタレントインタビュー

これまでの経緯
MESHWELLはパーソナルスタイリスト仲間から教えてもらいました。その方は普段一緒にお洋服を買いに行くストアのスタッフからMESHWELLを教えてもらったそうです。MESHWELLでフレキシブルな働き方が叶うと聞いて、私もトライしてみようかなと、二年前に登録し、まず2回マッチングをしました。その頃は、IT系のサラリーマンをしながら、副業でスタイリングの仕事をしていました。インスタグラムで顔タイプやパーソナルカラーというジャンルを知り、実際に自分で受けてみてこれは面白いぞと思ったんです。自分で出来るようになりたいと思い、すぐにスクールを見つけ通うことに決めました。パーソナルスタイリストのスクールに通い始めた時点で、今後はパーソナルスタイリストとしてやっていこうと思うようになりました。元々独立したい気持ちが強かったこともあり、お金を稼ぐ方法はサラリーマン以外にも多々あって、自由に発想して良いんだということに気づけたのもこの頃でした。そして私も挑戦してみよう、やりたいことを仕事にしてみようとIT系のサラリーマンを今年の3月で退職しました。その時に収入を確保する手段として、休んでいたMESHWELLを再開しトピックを作成しました。そこからトントントンと比較的コンスタントにマッチングいただいて今に至ります。パーソナルスタイリストとしての仕事もあるので、MESHWELLの自分で働く日時を決められるのは大変助かっています。また、いろんなストアに行き接客をするので新しいブランドを知る機会になったり、今のトレンドをタイムリーに体感できるのも良いなと思っています。
MESHWELLを利用してみて
実はパーソナルスタイリングをするものの、販売は未経験だったんです。MESHWELLを教えてくださった方から、「ユウさんならできるよ!」と言われていたのですが、マッチングに行ってみると、皆さんの販売スキルが素晴らしくて、まだ今ではないかもしれないと感じたのが最初のマッチングでした。その頃から約一年たち、改めてマッチングをスタートしました。今も販売員の皆様のスキルを見て、素晴らしいなと感じます。そして同時に、そこからしっかりと学び、動きや言葉を自分の接客にどんどん取り入れ、まねをして実践をしています。そして経験を重ねていく中で、少しずつそれが自分のものになってきていると感じています。
マッチングを再開した頃は、自分のプロフィールに「未経験です」と書いていました。それでも良いとオファーをくださるストアに感謝の気持ちで、全力で行こうとマッチングしていました。そしてその日が終わるたびに、今日は期待に応えられたかどうかを振り返りをしています。入店数が多いストアは、どんどんと声がけをし接客をする機会も多く、充実感があることが多いですね。入店数が少ないストアさんでは、お客様との時間を大切にコミュニケーションをとっています。その中でもう少しプッシュできたかな、より良いお声がけはどんなだろうかなど、考え気づきがあるので、それを次回のマッチングに活かしています。各ストアスタッフ皆さん優しく、「本当にありがとうございます。」と伝えてくださるので、それに応えたいと、ますます頑張ろうと思いますね。フリーランスとして、少しでも売上に貢献したい、という思いは強くあります。そして、マッチングしている時は、そのストアのチームの一員の気持ちでアイコンタクトをしたり、時に頼ったりしながら、お客様に喜んでいただけるように動きたいと思っています。今、MESHWELLを続けてきて、スタイリストと販売員のスキルが違うと感じた最初のギャップは無くなってきました。販売員としてこうあるべきという姿に縛られることはないと割り切って、自分らしい接客を探そうと考えられるようになりました。その上で、新たな学びとして日々、勉強、振り返り、反省をしながらスキルを高めて行きたいです。
MESHWELLの他のタレントさんとの交流はありますか
マッチングをしていて同じストアで、MESHWELLのタレントが3人同時にマッチングすることもあるんです。そういう時には、他の方の接客のやり方も参考にさせていただくこともあります。それぞれのキャラクターが個性的で、みんな一人一人違う接客スタイルです。接客も、個性があって良いんだと感じます。必ず毎回声かけたお客様と30分近く接客してる方もいれば、見守りながらお客様の様子を見てお声がけする方もいらっしゃいますね。MESHWELLは、1回1回のマッチングですが、その都度そのブランドのストアスタッフも含めチームワークを大切に動いています。アイコンタクトをしながら、必要な動きをしていく臨機応変さは、タレントの皆さんが持っていると感じます。フリーランス販売員としてまたオファーをいただくことは大切なので、私もその点も意識しています。
先日、登録されているタレント同士の交流会MESHWELL ALL STARS FESに参加しました。すでにマッチングをたくさんしているタレントや、これからMESHWELLの利用を始める方もいて、お互いにアドバイスをしたり情報交換をしました。実はその時に同じ席だったメンバーと連絡先を交換したのですが、先日「今度初マッチングです!」という連絡をもらいました。私も最初は緊張したので、こんなふうにすると良いよ!とアドバイスを送りました。こういった関係を作れるのもフリーランスとして活動していく中で良いことだなと思います。
これまでの経験が活かせていること
言い方が変ですけど、販売員経験はなくともきちんと社会人をやってきたので、言葉遣いだったり、マナーはもちろん心得ていますし、前職で企業様に商品説明などを行っていた経験が自然と活かせています。年齢が上のお客様へ、自然に丁寧に接客が出来ていると思います。IT系にいたこともあり、周りの社員が男性が多かったので、男性への接客も得意です。先日、女性ブランドでマッチングした際に、男性のお客様がいらっしゃってデニムを見ていたので、いつも通り接客に入ってご試着いただいたことがありました。そのことをスタッフに報告したら、「実は、時々いらっしゃるお客様なんだけど女性スタッフが男性への接客が苦手意識があって、お声掛けはせず見守るだけだったんです。ユウさんに接客してもらいとても助かりました。」と言っていただいたことがあります。男性接客はハードルに感じる方もいらっしゃることを知り、その点は私は強みでもあるのかなと思いました。
接客をする上で大切にしていること
お客様の入退店の際の挨拶は大切にしています。そして出来るだけ、お客様の方を見てご挨拶したいと思っています。自分がお買い物をする際に、店頭入口に入った瞬間に、いらっしゃいませと伝えてくれるお店は徹底して挨拶をしてくださる印象があります。その時に私は、このお店に来たことをスタッフが知ってくれて何か困ったことがあれば聞いて良いんだな、声かけていいんだなと存在を認知してもらった感覚になります。空気ではなくてお客様として認識されたというのが、個人的には安心感があり嬉しいです。その気持ちを私が販売員としてお出迎えする時には、お客様にご提供したい思いが強いです。退店時も、ありがとうございますと、後ろ姿まで見送っているんだなと思うと気持ちよく感じるので、同様に私も店頭で意識して行動しています。また挨拶の気持ち良いストアは、その時ご購入に至らなくても、あのストアは心地良かったからまた行こうという気持ちになってもらえると思います。ストアのリピートに繋げることも、一つの自分の役割として果たせら良いと思っています。
また、私は商品のストーリーを語るのが好きなので、デザイナーさんの思いが強いブランドは、そのブランドだからこその魅力を伝えたいと考えています。そのためにも事前にブランドのサイトなどを見て勉強し、店頭で商品を確認します。お客様との会話の中で、それをお伝えできる瞬間があったらお伝えしたいと思っています。
私は、正直な接客をしていると思います。良い意味であまり販売員っぽくないかもしれません。お客様が購入を悩まれていて、スタイリストの目線でもお客様にはこの形ではないかもしれないと感じたら、別の提案をしたり一旦悩まれても良いかもしれないですねと伝えることもあります。でもそうやって正直に意見をお伝えしているとそれが信頼となり、逆に再来店に繋がることがありました。お客様から、「前回は欲しい形のボトムスがなかったけど、他に新しい商品は入荷してますか?』と2回目の来店で声をかけていただいたこともあります。正直にお伝えする接客は自分ならではで、お客様目線でのアドバイスが強みになってるのかなと思います。
印象に残っている接客
以前接客したお客様が再来店された日に、私もストアにマッチングしており再会できたことがあります。そのお客様とのエピソードが印象的でした。再会した際に、「あの時、おすすめしてくれたワンピースやっぱり気になって買ったんです。」とお客様から直接聞けたのが嬉しかったですね。40代ぐらいのお客様で、インターネットで別の商品を見てご来店されました。その時にお召しになっていた洋服もおしゃれな印象だったのを覚えています。お探しの洋服を着るシチュエーションを伺ったら、娘さんのピアノの発表会とのことで、形式ばったものじゃないカッチリしすぎないものが良いとのことでした。最初はグリーンのカジュアルなシャツを検討されていて、お持ちのボトムスに合わせようかなとおっしゃっていました。私は、お客様を見た時に、直感的に深いパープル系のカラーのワンピースもお似合いになりそうだと感じておすすめしてみました。発表会などのイベント事なのであれば、カラーアイテムで少し華やかな方が、見に行く方も、見に来てもらう方も、テンションが上がるのではないかなとご提案しました。試着をしてみてくださりとても気に入ってくださって「このワンピースだと、どんな靴を合わせたら良いの?」とご質問をいただきました。発表会の時にはシルバー系のパンプス、普段に着る時にはサンダルを合わせるのが可愛いと思いますとお伝えしました。するとその全体の雰囲気も気に入ってくださり、靴はその場でお求めいただきました。ワンピースは後日購入しますとのことで、それが2回目にお会いできたその日でした。お客様にご提案する時に気をつけてるのは、その方が自分で選べそうな洋服は、あえておすすめしないということです。ちょっと違う視点だったり、小さなチャレンジを楽しんでもらう、新しい発見になったら良いなと思います。この時も、その思いが届いて嬉しかったです。その他の場合もお客様に提案する際は、直感的に似合いそうな商品を見つけているのですが、学んできた知識があるからこそ、瞬時にそれが提案になることが多いと思います。コーディネートのご相談には、全体のボリュームのバランスや、素材感、色感が関わってくるので、テクニックが入ってくるのだと思います。
今後の展望
私が目指したいものは、一人一人が自分らしく生きていける社会です。中学1年生の時から変わらない思いです。この価値観を当たり前にしたい思いがあるんです。そしてそれを広めていく方法があればいくらでも試したいなと思っています。働き方も自由で良いと思いますし、ファッションも自由で良いと思っています。似合う、似合わないっていうのも採点方式じゃなくて良いですよね。似合わないから着ちゃダメではなく、着たいものを着るのが楽しいと思うんです。ただ、その中にはバランスが存在しているので、それをうまく個々に合わせる、その方法を伝えることをしていると思っています。今は販売員、スタイリストという手段で、お一人お一人を輝かせるお手伝いができたら良いなと思っています。そして大切にしている大きな思いをより太く強いものにしていきたいです。

撮影場所:WeWork Link square

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