自然体での接客が私らしい
フリーランス / おまめさん
活動エリア:関西
ニコニコの笑顔とオン眉の前髪がトレードマークのおまめさん。先日の大阪MESHWell All Stars Fesでは、優秀タレント賞にも輝きました。多くのストアでマッチングされているおまめさんも初めは不安な気持ちがあったそうです。MESHWellをはじめた経緯や、大切にしている事を伺いました。
QUESTIONまずは簡単な質問
- 好きな食べ物
- 辛いラーメン
- 特技
- どこでも寝れること
- 好きな映画
- マイインターン
INTERVIEWタレントインタビュー
- MESHWellを利用した経緯
- MESHWellはインターネット検索で見つけました。元々販売員をしていたのですが、多くの方のウェディングのサポートをしたいと思い、ウェディングプランナーに転職し、成約が決まったお客様の式の内容をプランニングしていました。とてもステキな仕事でしたが、職場が自宅からかなり遠かったこともあって体調を壊してしまったんです。そこから仕事に復帰したいと考えた時に、今まで自分がやってきた仕事のスキルが活かせて、なおかつ無理せずに働ける働き方を探していたんです。インターネットで、アパレル、短期といれて検索したと思います。そこで初めてMESHWell を知りました。最初は、自分にできるかな...と思ったんです。私が販売をしていたブランドは価格帯が低めだったことや、ブランクがあったので、登録してるブランドを見させていただいた時に、ちょっと心配もありました。それでもやってみたらいいんじゃないかな、というパートナーの後押しもあってスタートしました。初めてのマッチングは緊張感もありましたが、マッチング終了後に、同じストアさんから別の日程のオファーを頂き、少しほっとして、これからやっていけそうだなと感じました。
- 印象に残っている接客
- お客様と自分との間の良い雰囲気が購入に繋がったという接客が印象に残っています。そのお客様はいろいろと試着されて、ブラウスとジャンパースカートを決めてくださいました。ご試着中、形と色で悩まれていて、普段はお客様が選ばない形のスカートだったので似合わないかもとおっしゃっていました。私はお召しになっている姿をみてとっても似合っていると感じたので、「絶対似合います、ただグレーが良いと思います」とはっきりお伝えしました。お客様もその提案に納得してくださり、購入となりました。その後、お会計のためにレジに移動しブランドのアプリを登録してくださっていたのですが、その間もお話をしていて、お客様とお互いの家族の話などをするくらい打ち解けていました。実は、お客様はもう1つTシャツを買うかを悩まれていたんです。そうしたら、「お姉さんと仲良くなれたし、やっぱりTシャツも買って帰るわ」とお会計の時に言ってくださいました。仲良くお話をさせていただいたことによって、自然と楽しい空間をつくることができ、満足いくお買い物のお手伝いができたと思うと嬉しかったですね。けっして長い接客ではなく、試着の間などでお話をしていたのですが、心が近づくようなコミュニケーションをするために、自然に会話をしたことが良かったのかなと思います。
- 接客で大切にしていること
- 気をつけてることは、「自分らしく」いることです。私は考えて戦略的に伝えることが苦手なので直感や感覚を大切にしています。相手に合わせつつ、自分を変えないのが私のスタイルです。なので、基本的にお客様に対しても、洋服が似合うか似合わないかもお伝えします。「絶対にこちらが良いと思います」と私自身が感じたことを言葉にしています。そういう言葉ってまっすぐなので相手に届きやすいのかなと思うんです。少しカジュアルな接客ができる場合は「すごく似合ってます、これは営業ではないです(笑)」のように、友達のような雰囲気でお伝えすることもあります。もしも、お客様にもっと似合いそうなものがありそうだと感じたら、お客様が選ばれた洋服を試着された後に、違う色や少し形が違うものをご提案することもあります。
約1年間MESHWelで接客業務をする中で、なかなかお客様に商品を購入いただけないことが続いて落ち込む時期もありました。自分で自分の接客を振り返ってみた時、どうにかしないと、と気をつけ過ぎていた時の私は自然ではなかったと気づいたんです。「私のこの雰囲気🟰自分らしさ」を大切にお客様との会話を楽しんでいこうと思ってからは、マッチング毎に立てている自分の目標を達成できることが増えました。MESHWellはノルマなどはないですが、自分なりに目標を持ってストアに向かうようにしています。オファーくださった店長さんの期待に応え、ブランドの売り上げに貢献できたら私も嬉しいので、目標達成に向けて頑張っています。
- フリーランス販売員として大切にしていること
- MESHWellの働き方は自分らしくていいなと感じています。それぞれの人の状況に合わせて単価、時間、働く場所を選べるところがとても良いと思います。その自由さとは別に、仕事がなくなるかもしれないという不安定さがあるのがフリーランスだとも心に留めています。なので、日々のマッチング1回1回が大切で、ストアの皆さんに対して“おまめ”をどれだけアピールできるかが大事だと考えています。取り組んでいることの1つはスタッフさんの名前を絶対覚えること。何かお願いする時に名前を呼んでもらった方が嬉しいと思いますし、私もお名前で呼びたいと思っています。私はお店の雰囲気が売り上げに直結するとアパレル販売員をはじめた時に教わり、今も絶対にそうだなと思っているんです。ストアが暗かったらお客様は入ってこないですし、いらしていただいたお客様も買いたいという気持ちにもならないと思うんです。なので私は、自分の接客を通して、お客様も自分も笑顔になって、楽しい雰囲気をストア全体に広げるようにしたいと考えています。「おまめさんの接客のおかげでお店が明るくなります!」とスタッフさんに言っていただいた時があり、嬉しかったですね。ストアの良い雰囲気作りにも貢献したいと思っていて、自分の笑顔や人柄を最大限に活かして、スタッフのみなさんのモチベーションが上がるようなフリーランス販売員になろうと意識しながらマッチングしています。
- 今後の展望
- 販売員を始めた理由は、「ファッションが好きだから」というのはもちろんあったのですが、今は「人と会うのが好き」が1番の理由です。
MESHWellを始めて、家族もみんな、今の働き方が私に合っていると言ってくれますし、パートナーも前職で忙しかった時期は心配だったようで、今は自分のペースで仕事ができていることにも安心してくれています。今が良いバランスなので、これを崩さずに、たくさんの方と出会えるこの仕事を楽しみたいです。MESHWellでいろいろなストア、ブランドで接客をするので、それぞれの場所に会いたい人が 出来ていくのがめちゃめちゃ嬉しいんです。洋服を売るということだけではなく、人と人とのつながりを感じられるような時間にやりがいを感じます。たくさんのブランド店舗から必要とされる人になりたいと思っています。