子育てしながら自分らしく働く
主婦・ママ / popaiさん
活動エリア:関東
ファッションデザイン専門学校の経験や、靴のメーカーでのお仕事経験を活かし商品の良さを伝える接客を楽しんでいるpopaiさん。ご自身でも靴の製作もされているそう。お話していて行動力のある前向きな性格を感じました。2児の母であるpopaiさんにMESHWellを利用した感想を伺いました。
QUESTIONまずは簡単な質問
- 好きな本
- ともだちは海のにおい、うさぎのくれたバレエシューズ
- 好きな映画
- アドバンストスタイル、ギャングスターナンバーワン
- 特技
- マイナスのプラスの部分を探すこと
INTERVIEWタレントインタビュー
- これまでの経歴を教えてください
- 小さい頃、漫画の影響でファッションに興味を持ち、なんとなくファッションデザイナーになりたいなと考えてました。高校生になり友人と地元の古着屋さんを巡り、洋服のコーディネートを考えわくわくしたり、洋服を着こなす楽しさを知り、更にファッションが好きになりましたね。自分なりのお洒落に目覚めたのはこの頃だと思います。そして、ファッション業界に行くんだという強い思いを抱きデザインの専門学校に進みました。人と違うことをしてみたいという性格もあったかもしれません(笑)。その時にアルバイトでコレクションブランドの販売員の仕事を始め、卒業後もそのまま就職しました。ファッションのおもしろさだけでなく、販売の仕事の楽しさや奥深さを知る事が出来、仕事が楽しかったですね。
その後、結婚、出産を機に販売職を辞めました。とはいえ自分の価値観として子供を産んでも仕事をしたいと考えていたので、ご縁があった生命保険の営業をしていました。大きな企業4社をメインに、一般企業の従業員向けの営業をする仕事です。自分で現地に出向き、お声がけして、説明アポをとるという体力、気力の必要な仕事でした。この時は毎日スーツを着てましたね(笑)今見えてることを一生懸命やってみよう!と仕事をしていましたが、いつかはファッションの仕事に戻りたいと心の中で思っていました。常に、ファッション関係の雑誌ニュース、コレクションをみたりという事は継続していましたね。
ある時、たまたま靴の生産管理の求人に出会いました。ファッションデザインの専門学校時代に、いつか靴の制作をしたいと思っていた事を思い出して、思い切ってこの求人に応募しようと行動してみたんです。やはりファッション業界は若いというイメージがあり、あきらめ半分で考える事もありましたが、9年間の保険営業を辞めチャレンジし転職して良かったと思っています。小さな会社なので生産管理だけでなく、発注業務、商品の小さい部分の縫い付けなど幅広くお仕事しています。
- MESHWellを知ったきっかけは?
- WWDの記事を見てMESHWellを知りました。その記事を見た時は、いろんなお店でスポットでお仕事するフリーランス販売員という働き方に、今はこういう時代なんだなと思っていました。その後、コロナで現在の仕事の仕方が変わり、時間が出来るようになった時にMESHWellを思い出したんです。せっかく時間が出来たので、将来の為にも何か始めてみようって思ったことから登録をしました。
最初はプロの販売員さんのためのサイトかな、なんて思っていたんです。なので少し不安もあったのですが、説明会に参加して「個性を生かして働いてください」とお話を聞いて、ほっとしたのと同時にその言葉がとても嬉しかったのを覚えています。今の自分を必要としてくれるストアさんがあるかもしれないと思えました。
- MESHWellを利用してみた感想をお聞かせください
- やはり、今の時代に合っているサービスだなって思います。報酬額を自分で決める点は特にそう感じますね。一般的に報酬の値踏みってあると思うんです。そういう事がMESHWellでは起こる事がなく、個人の提示した金額に意見をされる事がない、自分の価値を自分で決める。個人が活躍できるサービスだというところには好感がもてると思いました。
実は派遣にも登録しています。派遣の場合は、私の登録データに合わせた場所、時間、期間、時給の求人情報が送られてくるので的確性が高いのですが、MESHWellは自分で条件を提示するので、個人を評価してもらった上でお仕事の依頼が頂ける感覚があり嬉しいですね。
また2児の子育てをしながら仕事をしているので、時間を自分で決めれる事でとても助かっています。子供のお世話を両親にお願いする事なく働けるのが大きな魅力です。自分が20代で販売員をしていた時には、他のスタッフがお子さんの熱で早退された時に、自分に負担が増える事をポジティブに捉えられなかったんですよね。それって自然な感情だと思うんです。子供が出来てわかる大変さだと思うので、逆に自分がこの立場になると、他のスタッフの気持ちがわかるが故に、子育てしながらアパレル販売員をすると迷惑かけると思っていたんです。MESHWellではその点も不安が無く良いですね。
- 久しぶりの接客はいかがでしたか?
- 最初はSHINZONさんのお仕事しました。前日にオファーがあり仕事を受けるか迷った部分もありましたが、まずはやってみよう精神でオファーを受けました。最初はとっても緊張しましたが、楽しくお仕事が出来てもっと店頭に立ちたいという気持ちになりました。ストアで商品の素材に触れると昔の感覚が蘇ってきて、はっとさせられましたね。なかなか普段ゆっくり売り場を見て回る時間がなかったので、素敵なブランドがたくさんある事にわくわくする気持ちが生まれました。その感覚を自分自身が感じる事で、やはり店頭で商品に触れ買い物をする良さを感じました。
その後はPOPUPストアと多くマッチングしました。商品への思いが強い新しいブランドを知れるのもMESHWellの仕事の楽しさの一つです。POPUPストアでの接客は、そのブランドのコンセプトを紹介し、まず知ってもらう接客を意識しています。ふらっといらしてくれたお客様が自分の接客をきっかけに、ブランドに魅力を感じて購入してくださったり、良い事を知れたというお顔をして帰られる姿がやりがいです。ブランドとお客様両方と向き合って、常に精一杯良い情報をお伝えする事を大切にしています。お客様の年齢層がストアによって異なるのもおもしろいですね。先日のPOPUPストアは大学生の男の子がお客様に多いブランドでした。接客中に古着の話で盛り上がる事もあり、自分のこれまでの経験や感性が活かせてるなと感じました。それぞれのストアで必要な部分を活かしお仕事が出来るのが良いなと思います。接客の際にもう一つ大切にしているのが、絶対自分で思い込まないという事です。場所が良くない、人が居ない、天気が悪いからというネガティブな事に捉われず、目の前を通ったお客さまにお声がけをしたり、来店されたお客様に、気持ちよくお買い物をしていただけるよう、声がけのタイミングなど工夫しながら店頭に立つ気持ちを常に持っています。
- 今後の夢や目標を聞かせてください
- 最近は自分で靴づくりをしてるんです。かわいいスリッパって無いなと思って制作を始めたのですが、使い易さも考えて試行錯誤してます。考える時間はリフレッシュにもなりますね。専門学校生の頃はいつかはブランドを持ちたいと考えてました。今は、興味がある事はどんどんチャレンジしてそれを積み重ねていきたいと思っていて、そのためにフットワーク軽く動ける自分でいたいと思っています。今後も靴の生産管理の仕事をしながら販売員として仕事もし、興味のある事好きな事はチャレンジしていきます。そして自分自身がブランドになれるような生き方をしたいなと思っています。物を作って、その物を売るためにブランドを作るという形に拘らず、自分の個性をブランドと考えて仕事をしていくのがこれからも目標です。