「あなたから買いたい」その言葉が宝物。未経験ではじめたフリーランス販売員
主婦 / えしるさん
活動エリア:関西
笑顔が素敵な、えしるさん。ストアでも笑顔を褒めていただくことが多いそうです。販売員未経験からMESHWELLでフリーランス販売員をはじめ、日々ストアで出会う素敵なお客さまとの出会いがとても楽しく幸せだそう。これまでの経緯や実際に業務をしてみた感想を伺いました。
QUESTIONまずは簡単な質問
- 好きな本/好きな映画
- 星の王子さま、最強のふたり
- 座右の銘
- 幸福だから笑うのではない、笑うから幸福なのだ(アラン)
- 最近のマイブーム
- DAMMANNのお茶を淹れてchill
INTERVIEWタレントインタビュー
- MESHWELLをはじめたきっかけ
- 私がMESHWELLに出会ったのは、人生の新しいフェーズに向けて、自分らしく働ける環境を探していたときでした。学生のときからの夢を叶えて教員を務めたのち、前職は歯科医院の受付として働いていました。これからの人生を考えたときに、時間の融通がきく、柔軟な働き方を選びたいと考えたのが退職のきっかけです。
実は、アパレル販売の経験は1度もありません。どんな仕事をしていても、私の中にはずっと「人と関わることが好き」という軸がありました。そして、昔から洋服はもちろんアートや色彩を組み合わせて表現することが大好きだったので、MESHWELLを見つけた時、フリーランス販売員をはじめてみたいと思いました。これまでは仕事にするご縁がありませんでしたが、MESHWELLの自由な働き方に「これだ!」と思いました。
未経験からのスタートに不安がなかったわけではありませんが、それ以上に「どんなお店で働けるんだろう、素敵なブランドがいっぱい!」というワクワク感のほうがずっと大きかったです。教員として、受付として培ってきた「相手に寄り添うコミュニケーション」を、今度は大好きなファッションを通して活かせる新しい挑戦への期待が大きかったです。
- アパレル未経験からスタートしてみて
- 私のMESHWELLデビューは、ストアプロフィールを見て素敵だなと思っていたブランドの『パラバ』でした。デザイナーが描くテキスタイルや、世界基準をクリアしたオーガニックコットン、環境に配慮したボタンなどサステナブルな取り組みに共感していました。初マッチングはこのブランドがよいなと思っていたら、思いが通じたのか初オファーをいただきました。緊張よりも両思いになれたという高揚感を感じて、役に立てるよう当日に向けて情報をしっかり自分の中にインプットしてマッチングに臨みました。
店頭に立つと、事前に入れていた知識をお客さまとの会話で紹介するのがとても楽しくて、「これはどこで作られているの?」という質問にも自信を持ってお答えできました。お客さまそれぞれに、ブランドが大切にしていることを自分の言葉で伝えていく楽しさは格別でした。さらに、もともと好きだった色彩のセンスを活かしてコーディネートを提案すると、お客さまから「素敵にコーディネートを組んでくれてありがとう!」と、温かい言葉をたくさんいただくことができたんです。インプットしてきた知識と、自分の中にあった感性がうまくかみ合い、初めての接客は驚くほどスムーズに進みました。もちろんわからないことはスタッフさんに聞きながらでしたが、接客に全力で取り組む姿を見て、初めてとは思えないとおっしゃっていただけたことは、大きな自信になりました。1日を終えたとき、もしかして、これが私の天職かもしれないと思えました。
今は、どんなストアにマッチングする際にも、事前準備を大切にし、ブランドの素敵さを伝えていくことを楽しんでいます。店頭に立つまでワクワクしながら過ごしていて、こうやって仕事ができる今にとても満足しています。世の中で「働き方改革」という言葉はよく耳にしますが、実際にここまでフレキシブルに、自分の人生の優先順位を大切にしながらプロとして働ける環境は、まだまだ少ないと感じます。だからこそMESHWELLとの出会いに感謝しています。
- MESHWELLのすきなところ
- MESHWELLの魅力を一言で表すのはとても難しいのですが、あえて言うなら働く人ファーストで、どこまでも手厚いサービスだということです。フリーランスになれば、保険の手続きなどはすべて自分で行う必要があります。けれど、MESHWELLにはそれ以上のバリューがあると感じています。タレント同士が繋がれるイベントや、こうして一人ひとりの声に耳を傾けてくれるサポート体制、温かいサポートがあるからこそ、未経験の私でも安心して一歩を踏み出すことができました。そして、あわせて働く時間も報酬も自分で決められる自由度があるこの働き方に出会えてこの上ない幸せです。MESHWELLは、”働きたいけれど、既存の枠組みでは難しい”と感じているママさんや、私のように”新しいライフステージを大切にしたい”と考えている方にとって、こんな心強いサービスはないなと思います。
- 接客で大切にしていること
- 私が接客をする上で、最も大切にしていることは丁寧さです。言葉遣い、立ち振る舞い、そして商品の扱い、そのすべてにおいて、お客さまに不快な思いをさせない、失礼のない対応を第一に考えています。
たとえお客さまがどれほどフランクに話しかけてくださったとしても、私は決して友達口調でお返しすることはありません。それは、私自身が接客される側になったときに感じた感覚を大切にしているからです。親しみやすさはあっても、雑な扱いをされたと感じた販売員から大切な買い物をしたいとはおもわないと思います。私の思う丁寧さは決して、がちがちに固めたものではありません。お客さまのテンポに合わせて少しユーモアを交えたり、一緒に笑い合ったりすることも、もちろんあります。「この人、丁寧だけど話しやすいな」そんな風に感じていただける丁度よい距離感を大切にしています。
接客をする上で日々、勉強も欠かしません。Instagramでインフルエンサーの方々のコーディネートをチェックして、素敵だと感じた色の組み合わせをストックしたり、最新のトレンドを把握したり楽しみながらインプットしています。ただ店頭では、お客さまに寄り添って「一緒にお気に入りを探しましょう」というスタンスで接客をします。パーソナルカラーなどの知識も基本的には頭に入れていますが、お客さまが求めているのは、自分に本当に必要とされているもの、着ていて心が躍る1着だと思うからです。トレンドを求めていらっしゃるのか、それともトレンドに関わらず自分の心地よいものを探されているのか、会話の中からその方の今の気分を探していきます。もちろん、プロとして「こちらが絶対にお似合いです!」とご提案することもあります。もしそれがお客さまの好みと違えば、すぐさま「普段はどのようなスタイルがお好きですか?」と切り替え、次の一手を一緒に考えます。嬉しいことに「何を着ればいいかわからないから、ファッションの先生が欲しいわ」と気さくに相談してくださるお客さまもいらっしゃって、お客さまお1人お1人との会話を大切に接客をしています。
実は私自身、1人の客としてお買い物に行くときに、あまり話しかけられたくないタイプなんです。だからこそ、店頭でお客さまにアプローチをして、クールな対応をされたとしてもまったく気になりません。「きっとこの方は、私と同じように静かにお買い物をするのが好きなんだな」と、その方のスタイルを尊重できるからです。お客さまの反応が薄いと心が折れてしまうスタッフもいるかもしれません。でも、私は自称「鋼のメンタル」 (笑)。お客さまの反応を一喜一憂せずに、一歩引いて、その方が心地よいと感じる距離感を探ることに集中しています。
- 印象に残っている接客
- 本当にもう素敵なお客さまばかりで、マッチングのあとにジャーナリングで「今日はこんなお客さまに出会った」と残すぐらいです。その方のことを忘れずにいたいという思いから、自分の販売人生の記録として残しています。
その中でも印象に残っている接客の1つは、アーバンリサーチ ドアーズのイベント期間中の出来事です。忙しく活気あふれる店内に、洗練された雰囲気のお客さまが来店されました。ハイブランドの鞄や、アクセサリーをさりげなく身につけていらして、入店されたときから素敵だなと思っていました。その方はインターネットで見たコラボスニーカーを探しに来られていたのですが、残念ながら店頭は完売していました。私はお取り寄せの提案に加え、他での購入手段も選択肢としてお伝えしました。するとそのお客さまは、スニーカーの在庫確認をしている間に店内で別のスニーカーを見つけてくださっていて、「ビビッときたの、これも素敵ね」と手に取ってくださいました。そのスニーカーもあいにくご希望のサイズが欠品しており、少し大きめのサイズのみしかなかったんです。私としてはやはり、お客さまのサイズにぴったりのほうがよいと思いましたし、サイズの0.5の差でも、ちょっと靴擦れしてしまったり、足に負荷がかかってしまったらいけないと思ったので「無理にご購入いただかなくて大丈夫なので」とお伝えしました。するとお客さまがとても素敵なことを伝えてくださったんです。「いや私ね、何を買うかもだけど、”誰からその商品を買うか”も大切にしてるのよ。あなたから買いたいから、これをいただくわ」とおっしゃったのです。その言葉に、胸が熱くなりました。さらに、その日がお客さまの51歳のお誕生日だと伺い、人生の節目の日に、お買い物をしてくださったことも嬉しかったです。お客さまのような年の重ね方をしたいと思い、後日、私も同じスニーカーを買いました (笑)。
私は、短時間のマッチングの中で、そのブランドを好きだと思っていただけるように全力で接客したいと思っています。実は、その後も「お姉さんから買いたいわ」と言ってくださるお客さまと多く出会うことができているんです。毎回、とってもハッピーな気持ちです。是非たくさんお召しになってくださいね、とお見送りのときにお声がけすると、みなさん笑顔で手をふって帰ってくださったりするので、そういうお客さまの満足した姿をみるのが楽しみで仕方ない気持ちです。今後もお客さまに言っていただいたような対応を続けて、お客さまとよい時間を過ごせるようマッチングに臨みたいですね。
- フリーランス販売員として活動してみて
- MESHWELLでフリーランス販売員をしてみて、短期集中して業務ができるのが肌にあっていると感じます。さまざまなストアに伺うので、スタッフのみなさんとのコミュニケーションに於いて心地よい距離感を大切にしています。そして、お客さまに対してもですが、一緒に働くスタッフのみなさんに対しても、素敵なところは積極的にお伝えするようにしています。メイクや髪型の変化、コーディネートの細かなこだわりに気づいて言葉にするようにしています。ちょっとしたことですが、短い時間の中でも距離が縮まり信頼関係が芽生えていくのを感じます。また、店舗全体を俯瞰して必要な動きに気づき、素早く柔軟に必要な動きをするように努めています。メンズコーナーの手が足りなければ「今こちら入りますね」と伝え、入り口が手薄であればお客さまにウェルカムができるように動きます。オファーの数に一喜一憂しすぎることはありませんが、再オファーをいただけることはありがたく、とても嬉しいです。私を必要としてくださるストアのために、毎回全力でお応えすることを自分に課しています。
実は、2026年の春からは、クリエイターとしての活動を本格的にスタートさせ、マルシェに出店しています。MESHWELLがない日は、クリエイティングの時間としても過ごしています。自分らしく時間を使えることがとても嬉しいです。
- 今後の展望
- 今はMESHWELLでの接客が楽しくて仕方ありません。オファーをいただける限り続けていきたいですね。そしてもう1つ大切にしていきたいのが、自分の内側にある世界を形にするクリエイターとしての自分です。
幼いころから絵を描くことが大好きで、小学生のころには友達に頼まれて漫画のキャラクターを描いて喜んでもらうような子供でした。ずっと趣味として楽しんできましたが、最近、自分の作品を世に出してみてもいいかもと、ポストカードや思いを込めたハンドメイドアクセサリーの販売を始めたんです。「失敗しても失うものは何もない、人生は短いからやりたいと思ったらやろう!」という想いでした。ほかにも文章を書くことも好きなので、noteで執筆活動もしています。
日本で生まれ育った在日コリアンである背景を持つ1人として、自分が置かれた環境の中で何を感じ、どう生きてきたかを形にすることで、同じようなルーツを持つ誰かにとっての光や希望になれたらと思っています。有名になりたいわけではなく、私の作品を通して周りの人にポジティブなエネルギーを届けていきたいと思っています。今後も「心に寄り添う」という私の思いは販売員としても、クリエイターとしても大切にしていきたいです。