ママ業と販売員が両立できたMESHWELLで、新しい刺激を感じる日々
フリーランス / KANO UCHIDAさん
活動エリア:関東
大手アパレルメーカーでキャリアを積み、2人のお子さんを育てるKANO UCHIDAさん。30歳という節目に出会ったのがMESHWELLだったそう。フリーランス販売員として働く今は、会社員時代の周囲への申し訳なさがなくなり、多彩なブランドで新しい刺激を受けているそうです。フリーランス販売員としての心構え、再オファーをもらうために意識していることを伺いました。
QUESTIONまずは簡単な質問
- 好きな本/好きな映画
- 『漫才過剰考察』高比良くるま/湯を沸かすほどの熱い愛
- 座右の銘
- 好きこそものの上手なれ
- 最近のマイブーム
- お笑い/恋愛リアリティショー
INTERVIEWタレントインタビュー
- 子育てをしながらMESHWELLを利用することを決めた理由
- 今の私にとって何が一番大切かと考えると、それは家族との時間でした。でも、販売員の仕事も好きでした。この気持ちを両方大切にできる働き方を、MESHWELLでフリーランス販売員をすることで実現できました。
MESHWELLでフリーランス販売員を本格的にスタートさせてから、約半年が経ちました。 以前は大手アパレルメーカーに勤めており、現在2歳と4歳になった2人の子供の育休をとって復職、その後1年勤めました。復職する際、ここからの1年間は、今後どう仕事をして生きていくかを考える時間にしようと心に決めていました。正社員を続けるのか、あるいは全く別の仕事に転職するのか、さまざまな可能性を考えた1年でした。会社もブランドも、接客の仕事も大好きでしたが、それでも働き方を変えた方がいいなと思ったのは、やはり家族の存在があったからです。今の自分にとって、1番大切なものはなんだろうと考えて出た答えでした。子育て中のママがアパレル企業で働き続けるには、土日の休みや急な欠勤への対応など、どうしても周囲に気を遣ってしまう、超えられない壁みたいなものがあると感じていました。周りのスタッフはとても優しかったのですが、自分自身が感じてしまう申し訳なさのようなものは拭えませんでした。
一度は、別の仕事に就いたほうがいいのかと思い、転職サイトに登録してキャリア面談を受けたこともあります。でも、改めて自分の気持ちを確認してみると、一番に出てきたのは、「私は販売員の仕事を辞めたいわけじゃない、販売は私の好きなことだ」という思いでした。ちょうど30歳になったタイミングだったのもあり、変化を起こそうと思った時に、以前働いていたストアでMESHWELLを利用しており、詳しく話を聞いてみようと心が動きました。 MESHWELLでは、自分の意志と責任でスケジュールを決められています。自分の予定に合わせてトピックを作成できるので、子供の行事や、夫の土日休みに合わせてお休みを取ることもできます。申し訳ないと思わなくていいという感覚は、思っていたより気持ちを自由にしてくれました。子供たちが成長していく今、家族全員で土日を一緒に過ごし、子供のペースに合わせてスケジュールを組めることは、何にも代えがたい価値だと感じています。
- さまざまなブランドでマッチングする良さとは
- 新卒で大手アパレルメーカーに入社してから、ファミリー層の多い地域密着型の吉祥寺のストアから、トレンドに敏感な若者が集まる新宿ルミネエスト、そして上質な接客を求められる有楽町でと、客層の異なるエリアを経験してきました。当時は意識していませんでしたが、その時の経験が、どんなお客さまに対しても自然体で対応できる強みになっていて、環境の変化を楽しみながら業務を行えています。 同じブランドで接客をしてきた私にとって、複数のブランドを経験することは驚きや学びがあります。一つのブランドに長くいる良さもありますが、ブランドイメージ、接客ルールは変わらないので、どうしても仕事がパターン化してしまう部分もありました。今、毎回のマッチングで、それぞれの会社の工夫や、新しい商品との出会いがあります。また、これまで同じ環境にいたことで、日常で固定されがちだった人間関係も、新しい出会いや関わりが増えて、人としての刺激になっていて、楽しさにも繋がっています。
はじめて経験するブランドでのマッチングにおいて、商品知識が完璧ではないことに不安を感じる方もいるかもしれません。私も、最初のマッチングはやはり緊張しました。でも、いざ店頭に立ってみると、意外な発見がありました。売り場のここに商品があるから、強化商品なのかな、この扉の後がストックになっているのかな、など、ブランドが違っても売り場の意図は共通する部分が多いということです。私は友人たちにこの販売員としての感覚を「野生の勘」なんて呼んでいます(笑)。長年現場で培った感覚を信じて動いてみると、意外とスムーズに対応できることに気づきました。もちろん、お客さまからの質問で正確にお答えできない時には、無理をせず、素直に「確認してまいります。」とお伝えしています。スタッフの皆さまがフォローをしてくれますし、お客さまも丁寧にお伝えすれば待ってくださいます。その実感が得られてからは、不安はなくなりました。
- 接客で大切にしていること
- 販売員として長年、大切にしてきたのは「素直でいること」です。お客さまに対しても、一緒に働くスタッフに対しても、良く思われたいという理由で嘘をついたり、取り繕った言葉を使うのではなく、自分が心から思った言葉を届けることを大切にしてきました。商品が本当に似合っているかどうかは、お客さま自身が一番気になることだと思います。なので、もし着用の雰囲気に違和感があれば、それを適切な言葉で素直にお伝えします。これは経験からですが、そういう時はお客さま自身も、どこか自分の中で何かが違うと気づいていることが多いです。だからこそ、プロとして本当の理由を言葉にすることが、信頼関係に繋がるのだと信じています。なぜこちらのほうが良いのかの理由をそえて、ご提案することを意識しています。
また、試着室に入る前の数メートルの会話を大事にしています。お客さまが「これを着てみたい」と手に取った理由を、その短い時間で聞き出します。そして、それに合わせた提案も頭の中に準備しておきます。もしご試着の結果がイメージと違ったとしても、そのままお見送りすることはしません。例えば、楽にはけるパンツをさがしていると伺っていれば、「ここの部分のストレッチが少し硬く感じられましたか?」とお客さまの心の内と答え合わせをし、試着中に準備していた提案をします。
MESHWELLをはじめてすぐの頃、小さなお子さんを持つお母さんに接客した時のことです。「公園で遊ぶなら、洗える素材がいいですよね」「お子さんが小さいと、重ね着や装飾はなかなか難しいですよね」などと、同じママ同士、会話が自然と弾みました。私自身が日々感じている悩みや工夫を共有しながら、ご提案をしていました。お客さまが迷われていたのは、使い勝手のいいベーシックな色のトップスと、少し冒険した色味の華やかな赤いトップスでした。私は「1枚着るだけでパッとおしゃれに見えて、デニムやゴムのパンツにスニーカーを合わせるだけで決まるのは、絶対にこちらです。新しい自分に挑戦してみませんか?」と、本心からの言葉でお勧めしました。お見送りの際にお客さまから「このお店にはよく来ているけれど、今日が一番満足いくお買い物ができました。またお姉さんに会いたいです。」と言っていただきました。自分の力はフリーランスでも通用するのだろうか、と抱いていた不安が、一気に晴れた瞬間でした。
- フリーランス販売員としての心構え
- フリーランスという働き方において、仕事の入り方に波があることは避けられません。最初は、このままオファーが来なかったらどうしようと不安になることもありましたが、経験を積むうちに、アパレル業界特有の繁忙期と閑散期のサイクルを先読みして動けるようになりました。この月は新卒が入る時期だから、スタッフが足りているはず、この月はイベントの月で忙しくなるから、多めにトピックを作って頑張っておこう。そんな風に、業界の流れをあらかじめ理解してスケジューリングをすることで、心の安定を保っています。もし休みが増える時期があっても、それをマッチングがないと捉えるのではなく、自分の新しい学びの時間、家のことを丁寧に行う時間や友人とランチを楽しむ時間としてポジティブに変換しています。そうしたメンタルバランスの取り方も、この半年で身につけたスキルです。MESHWELLは報酬単価を自分で設定しますが、その金額が自分へのプレッシャーになりすぎないよう意識しつつ、頂いた報酬以上の価値をストアへどうお返しするかを常に考えています。それは必ずしも売上という数字だけではないと考えています。今日来てくれたおかげで若手スタッフにとって良い刺激になったとか、ストアの雰囲気が明るくなったなど、ストアへの貢献の仕方はいろいろです。ストアにそう思っていただけることも、フリーランス販売員として提供できる大切な価値だと気づいたからです。
- オファーをリピートしてもらうために意識していること
- マッチングにおいて大切にしているのは、「謙虚な姿勢」と「いかにそのお店に溶け込めるか」という点です。スタッフの皆さんが接客に集中して盛り上がっている時は、あえてサポートに回り、穴が開いているポジションを埋めたり、スタッフ同士の阿吽の呼吸で現場が回っている時は、一歩引いてその流れを乱さないようサポートに努めます。逆に、セールやイベントの後は、疲労感がどうしても出てしまう時期があることを想像できるので、「ここは私に任せてください!」という気持ちで、誰よりも先にお声がけにいきます。もちろん売上を作ることは大前提ですが、既存のスタッフが心地よく働ける「空気感」を読むことも、同じくらい重要だと感じています。
MESHWELLとしてストアでマッチングする際は、私は自分が主役になる必要はないと考えています。スタッフ全員がマッチングするタレントのことを知っているとは限りませんし、1回毎のマッチングだからこそ、ストアスタッフの皆さまも緊張感がゼロではないと思うんです。フリーランス販売員だからこそ、ただ商品を販売するだけでなく、ストアの一員として、それぞれのストアに最適な振る舞いをすることが大事です。それが結果として信頼に繋がり、「また来月も」とオファーをしてくださるのではないかと思っています。
- 今後の展望
- これまでずっと同じ環境で働いてきた私は、どちらかといえば、感覚で接客をしてきました。それも一つの強みだと思っているのですが、MESHWELLで出会った他のタレントの中には、パーソナルカラーや骨格診断の知識を学ばれて、それを活かして活躍されている方がいます。素晴らしいプロ意識に触れて、私自身も販売員としての深みを、もっと身につけていきたいと思うようになりました。専門家を目指すわけではなくて、知識を増やすことで、大好きな接客をもっと豊かにしていきたいと考えています。また、自分が母親になり、キャリアの壁に直面した経験から、女性の働き方や支援についても強い関心を持つようになりました。産後ドゥーラのようなサポート活動や、女性のキャリア形成を助けることにも興味があります。いつか、自分と同じように悩む誰かの力になれるような勉強もしていきたいです。
お休みの日は、家族でキャンプに行ったり、ドライブに出かけたりしています。家族との時間を大事にしながら、自分の時間で学びを深めて未来に繋げて行きたいと思います。
撮影場所:WeWork Link square