メッシュウェルを使う前の印象は？

今までいろんなパターンの採用方法をしてきました。派遣、正規中途採用など、たくさんの方との出会いがあった中で、メッシュウェルはとても新しい採用方法だと感じました。毎回違う方がお仕事に来るというスタイルには始めは少し抵抗がありながらも、好奇心の方が勝ったと言うのが第一印象です。他の販売員には、意識してメッシュウェルのことを強く理解させようということはしませんでした。接客サポートしてくれるスタッフさんが今までとは違う形態で入ってきますと説明し、日によっていろんなメンバーが来ると言うことを伝えました。

メッシュウェルを使った背景は？

利用し始めたきっかけは人手不足というところが大きかったです。タレントさんにお仕事いただくことで、助けてもらったという側面が多かったと感じています。
今は当時とは少し違った理由でメッシュウェルを利用しています。人員が確保できている今は「売り場の販売力を強化する」「より良い接客ができるようにフロアのパワーバランスを整えていく」ということが大切になっています。メッシュウェルのタレントさんは、販売接客が主な仕事として店頭に立っていただくので、お客様との接点が増え、お店がより活気づくと考えています。

メッシュウェルを利用した感想はどうでしたか？

第一印象がとても良かったです。タレントさんも緊張されていたと思いますが、受け入れる私たちも緊張していたのでタレントさんからの最初のご挨拶の段階でほっとしたのを覚えています。どんなやりとりになるのかと想像しておりましたが、タレントさんははじめてお会いする感覚がないほど自然に馴染める感覚があり、お店の雰囲気にマッチした方が来てくださいました。
タレントさんにはお客様に接客いただく上で、最終的に販売売上につながらなくても良いと思っています。それよりもお客様のお買い物のサポートを楽しくできる方が良いと考えております。なので、タレントさんを探すときには、洋服に携わったお仕事をしたことがあるか、もしくはお客様に携わった接客業の経験があるかということをポイントに見ています。ファッションセンスと言うよりはまず、お客様への対応に慣れているかが第1ポイントですね。
また、時間帯によって接客できるスタッフが足りなくなってしまう時に人員が一人がプラスされることでその時間が充足していくことができ、安定したサービスをお客様にお届けできると思いました。お客様がサービスしてもらえなかった、という印象を作らないお店、話しかけてすぐ気づいてくれる人がいるお店を目指しているので、そういう点でもメッシュウェルの短時間でのマッチングは利用しやすいです。

印象に残っているタレントさんはいますか？

何回か入ってくれていたタレントさんが、お会計のレジ列にて長らくお待たせしてしまったお客様に、さりげなく気遣いのお声がけをしてくださったのが印象的でした。その方はそのタレントさんのお客様ではなかったのですが、お店のお客様全体を見ながらこのような応対をしてくださったのは感動でした。お客様は笑顔でおかえりくださり、私達もなかなか気づけないポイントまでサポートしてくれたことにスタッフも気づきをもらいました。
タレントさんには、まずはシューズ、カバンコーナーのあたりから接客をスタートしてもらうことが多いのですが、そのあとは自由に接客してもらっています。
タレントさんによって雑貨を極めていく方、コーディネートで提案していくことで洋服と合わせて接客される方など、それぞれ個性があるのも面白いところだなと思っています。
私は来ていただいたタレントさんから、販売することだけでなく商品を通してお客様と持つ接点から自分に必要な情報を得ようとする姿勢を感じています。接客をタレントさんご自身も楽しんでいるなと感じるんです。ただ単に販売するだけでなく、その楽しむ姿勢がいいと思います。メッシュウェルという仕事の仕方をすることで自分にないフィールドを活用して、新しい経験を得ようとされているタレントの皆さんの働き方も、個人的に刺激になりました。

メッシュウェルに期待することはなんですか？

タレントさんには、すごく高い売上をあげて欲しいということより、限られた時間の中で積極的にお客様とコミュニケーションをとってもらいたいです。
タレントさんとお店とのマッチングの相性も人と人の感覚もあるとは思いますが、自然体でコミュニケーションが取れる方、お客様に積極的にお手伝いをしてくださる方とのマッチングができたらいいなと思います。そして、内部のスタッフも客観的にタレントさんの積極的な接客姿勢を見ることで、良い刺激になると考えています。みんなが刺激を受けてさらに気をわずにお客様に話しかけることができる空気感を、お店全体で作っていけると良いなと思っています。