接客が好き、3つの仕事をかけもつフリーランス販売員
フリーランス / kemakoさん
活動エリア:関東
アパレル経験は19年と長いキャリアを持つkemakoさん。3人の子育てをしながら、雇用形態を変えて、これまでも好きなファッション、販売の仕事を続けてきたそう。3年前に花を好きになり、いまでは販売員と花屋さんの仕事をこなしているそうです。MESHWELLだからこそ叶った3つの仕事の掛け持ちについて伺いました。
QUESTIONまずは簡単な質問
- 好きな映画
- WISH
- 座右の銘
- 今日より若い日はない
- 最近のマイブーム
- 朝ストレッチ、朝ジャンプ
INTERVIEWタレントインタビュー

- これまでの経緯
- アパレル業界でのキャリアは学生バイトで始めた販売員からでした。とても楽しくて卒業後もそのまま、当時在籍していたブランドに就職しました。そのブランドはかなり人気で忙しかったこともあり、結婚と出産を機に退職しました。実は教員免許持ってるのでその後中学校の数学の補助教員を1年経験しましたが、やはりアパレル業界で働きたいと思い、大手メーカーに販売員として戻りました。その時に接客が楽しい、好きという気持ちを強く持つようになりました。その後、自分の好きなアパレルブランドにスキルアップも合わせて転職をしました。入社した時には、すでに子供が3人いて子育ての真っ只中でした。ボーナスがなく、昇給も基本的にはないのが条件でしたが、その時の自分で好きな販売の仕事ができ、子育てが両立できる契約(時短)社員を選んで働いていました。
時がたち、私の中に大きな変化がありました。花が好きになり、花屋で仕事がしたい気持ちがでてきたんです。ただ、花屋に転職すると未経験の分野なので収入は確実に減ります。子供たちも大きくなり、今後のことを考えるともう少し収入が欲しいとも考えていました。なにより、アパレルと接客も好きなので、ここで辞めてしまったら年齢的にもう2度と好きなブランドで働くのは難しい気がして転職に踏みきれませんでした。
そんな時に、販売員として勤めていたブランドがMESHWELLを利用したことでサービスを知りました。2年位モヤモヤした状態でいたのですが、ストアに来ていたタレントにお話を伺うと、2〜3個掛け持ちで仕事している方がいると聞きました。MESHWELLのサービスについて知り、自分で時間単価の設定が出来る事も知り、それは良いと感じました。昔から体力と健康には自信があったので、少しハードスケジュールになるかもしれないけれど、MESHWELLをプラスすれば、自分の頑張り次第で収入も減らさずにやりたい仕事が全部出来る!と一気に突破口が開けました。その手があったかという思いで勤めていたブランドへ相談し、契約社員からアルバイトへ変え、MESHWELLと花屋のアルバイトの3つの掛け持ちを始めました。
- 接客する中で大事にしてること
- とにかくお客様とお話するのが好きで接客中はたくさん話をします。今日の天候から始まって、この場所によく来るのか、いつもどこで買い物をされるのかなどを聞いていくと、結構皆さん話をしてくださるんです。良い意味で無意識的に、お客様が素敵な物を持っていたら気になってつい「それはどちらのですか?素敵ですね!」と声をかけています。気づいたら何十分も話しているということもあったりします。その会話の中で今日の買い物のニーズを伺えることもありますし、私がその方に似合うと思う商品を見つけるヒントを得ることができます。初めて行ったお店では、店頭にある商品しかわからないこともありますが、それでも最善の提案ができるようにと考えてますね。お客様に対して自然と言葉が出てくることや、提案力はこれまでの経験から身についたものだと思います。実はこれまでは、自分の接客は誰でも出来ることをしているつもりでした。でも、主人からそれは私の経験で培ったスキルだと言ってもらい自分の強みだと気づきました。相手に喜んで欲しい気持ちが、19年の経験を通してスキルになっていたのだと思います。
接客をしていて、また私に会いたい、また私に選んでもらいたいと言ってくださるお客様との出会いがあります。そういう時に販売の楽しさが倍増しますし、同時に責任も感じます。自分が行動したことでお客様にとても喜んでもらえることがやりがいです。今はいろいろなお店で不定期にマッチングをしていて顧客をつくることは難しいですが、目の前のお客様に全力を尽くすことを心がけています。もう二度と会わない方かもしれないからこそ、今できる最善の接客をすることを大切にしています。毎回対応するお客様に、今日あなたに選んでもらって良かったと思っていただける接客をしたいと思います。
- MESHWELLで仕事をしてみて
- 正社員、アルバイト、契約社員全て経験してきましたが、MESHWELLは様々なストア、ブランドで接客するのがとても新鮮ですね。だからこそ、マッチングした際にはストアとの信頼関係の構築を一番大切にしています。また私を呼びたいと思ってもらいたいですし、お客様との出会いと同様で、もしかしたらこのストアで販売が出来るのは今日が最後かもしれないことを、常に意識しながら日々緊張感を持って働いています。そして、この緊張感を持って働くのがとても良いなと思っています。変化を楽しめる私には合っていると思います。
数カ月前から二子玉川のマルティニークで良くマッチングをさせていただいています。私自身、ストアやそこにいらっしゃるお客様との相性がとても良いと感じているんです。いろいろなストアにマッチングできるMESHWELLですが、場所によってお客様の雰囲気やテンポは違いがありますね。購入を素早くされるお客様が多いストア、お買物より販売員との会話を楽しみたいお客様が多いストアなど、実際にいろいろなストアに行くことになり、その違いを肌で感じています。どちらのストアでも接客を全力で行うのですが、マルティニークはそのバランスが自分に合っていて、お客様に結果的にたくさんの商品を購入いただくことが多いように思います。お客様が大爆笑して帰られることの多いこのストアは、チームワークがとても良く、店長の人柄も素晴らしくて、ストアのみなさんが良い雰囲気を作っています。そんなブランドに出会えて、一緒に業務ができることが心から嬉しいなと思います。マルティニークのスタッフから「毎日違うブランドで接客するのは、商品を覚えるのはどうしてるんですか?』と質問いただいたのですが、マッチングがスタートしたら、店頭を1周すると商品がなんとなく頭に入ります。これも長年の経験からだと思うのと同時に、意外と臨機応変にできるタイプなんだなと、「すごいですね!」に言っていただき気づきました。
- 3つの仕事をしてみて
- それぞれの働き方で自分のその場での役割を理解して、仕事をするようにしています。
アルバイトをしているブランドでは売上は社員の方に取ってもらい、作業やバックヤード業務など自分が出来ることをやろうという意識で仕事をしています。MESHWELLはとにかく売上を取ることを求められていると思うので、最大限の売上を取って帰ろうという気持ちでストアに行きます。花屋の仕事に関しては、今すべてが新鮮で、花屋に行くだけで私の気持ちが盛り上がります。わくわくウキウキする気持ちが自分の心の安定に繋がっていて日々の活力になっているなと感じています。
スケジュールの調整も意外とうまくやれてるのかなと思います。花屋は母の日やクリスマス、卒業式シーズンなどの繁忙期があり、アパレルも季節にあわせて繁忙期、閑散期があります。3つの仕事とも、仕事の量を月に合わせて調整できる働き方だからこそ、うまく掛け持ちが出来ているのだと思っています。スケジュールを作るときは、優先的に子供の行事などの予定を入れた後、MESHWELLのオファーを受け、バランスをみて、アルバイトの販売、花屋の仕事をスケジュールに入れています。
- 今後の展望
- 家に常にお花がある状態になったことで興味を持った花屋の仕事ですが、きっかけは実は、販売員をしていた時にお客様に教えていただいた1日1本のお花のサブスクでした。お客様が手にもっていたお花が気になってお声がけしたところ、当時勤めていたストア近くの花屋で行っていたサブスクを教えてくれたんです。花屋さんは始めたばかりですが、接客が好きなのでお客様の要望に合わせたブーケやアレンジメントをいつでも作れる人になりたいと思っています。そして今のこの仕事のバランスを少しでも長く続けていきたいと考えています。3つの仕事の比重はその月によって変わりますが、花屋とMESHWELLでのフリーランス販売員とアルバイトでの販売員、どれも楽しく大切に思っています。
