2020年9月30日(水)の21時00分から30分間の予定でメンテナンスを行います。ご迷惑おかけしますが、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

ママでも販売員で輝く

主婦 / yunicoさん

店長職やハイブランドでの販売員経験をお持ちのyunicoさん。ご自身が積み上げてきたその販売員スキルをMESHWellの働き方で活かしながら子育てをされています。どんな気持ちの変化があって今の働き方を選ばれたのか、その経緯や、今のやりがいを伺いました。

QUESTIONまずは簡単な質問

好きな言葉
Time cures all things. 時間はすべてのものを治す
特技
人の顔を覚えること
座右の銘
努力に勝る天才はなし
趣味
整理整頓・断捨離

INTERVIEWタレントインタビュー

これまでの経歴を教えてください。
学校卒業後、地元九州で販売員を始めました。それから結婚するまで販売職ひと筋でした。30歳で店長に抜擢され東京へ移住し経験を積んだのち、そのまま同じ会社でキャリアを積むこともできたのですが、もう一回、販売を1から勉強したいという意欲があり、ワンランク上の販売を経験ができるブランドを探していました。最終的に自分が憧れていたブランドで仕事したい思いもあり、当時のデザイナーが好きだったメゾンブランドに転職しました。
結婚し長野で生活した時期もありましたが、東京にその後戻ってきました。その頃は子育てが始まった事で、自宅で出来るライター業務や、在宅で出来る仕事をしていました。東京に戻った頃から、それまでの販売の仕事との違いに違和感を感じるようになっていました。販売職はチームメンバー、お客様と直接的なコミュニケーションをする事が当たり前の仕事でした。当時の仕事はパソコンを通してコミュニケーションを取る仕事で、その点が本質的に合わないなと感じていたんです。そこで自分の性格にあった仕事をしようと、人と直接関われる飲食店に転職し仕事をしていました。
子育てしながらの販売職への転職は難しかったですか?
実際、販売の仕事に戻りたいと思っても日常の子供の送り迎えや、行事もあります。土日の勤務を必ずしないといけないとなるとやはりハードルが高くなりますよね。人との関わりを求めて仕事を変える際に、販売職ではなく時間的に融通のききやすい飲食店に転職したのはその理由からでした。一方で飲食店の仕事はスピードや正確さが求められるので販売の時のような一歩踏み込む会話や充実感を感じるのは難しかったですね。その経験が、やはり私は販売職がしたいんだという気持ちを明確にしてくれたと思います。
その後の転職活動では人材紹介の会社の方にも、時短という条件では仕事がなく、結局飲食系のサービス業を紹介される事が多かったです。実際、販売職での時短採用はそのブランドの社員さんが子育て中で時短勤務をしている場合が多く、なかなか採用枠が少ないという現実があるのは知っていました。仮に、社員になって時短で働く場合でも、他の社員さんが自分の代わりに遅番勤務が多くなるので、申し訳ない気持ちになってしまうという事も想像し、その選択肢も選べませんでした。もう販売職にはもどれないのかなと半ば諦めていたのですが、隙間時間で働けるMESHWellについて知ったのでチャレンジしてみようと思い登録しました。販売はもっと長い拘束時間だとおもっていたので、時間を自分で決めて短い時間でもお仕事が出来る事が助かっています。働く時間、日程を自分で決めるというのは家庭と仕事のバランスをコントロールしやすいですよね。今、好きな販売の仕事が子育てと両立して出来る事が嬉しいです。
店頭にはいってみて
初めてのマッチングがコロナの真っ只中だったこともあり、お客様がたくさんいらっしゃる時期ではなかったのですが、それでもお一人お一人のお客様との時間を大切にして過ごしていました。接客していて感じたのは、コロナで出歩く機会がなくなり物が必要ないと感じる方が多かった事です。それでもお買い物、ファッションを楽しんで欲しいと思い、その気持ちに寄り添いながら「それでもおしゃれ楽しみましょう。」「近くに出かける時でも、何か1つ良いもの、好きな物を身に付けたら気持ちも明るくなりますよね」とお買い物スイッチを押すような接客を心がけました。
最近は店頭にたっていても、人の流れや、購買欲が変わってきたのは感覚的に感じてます。
二子玉川のアダムエロペにマッチングした際にお買い物の相談をしたお客様は、印象に残っています。お子様の卒園式に着るお洋服を選びたい、とのことで子供の話で盛り上がり、お友達と話しているような感覚で流れるようにお買い物に。いわゆるセレモニースーツは着たくないというお客様のニーズを聞き出しながら、同じママ目線で接客したことで、より自然体な感覚でお買い物を楽しんでもらえたなと感じました。私も同じくらいの子供がいて、セレモニースーツはお客様と同じような基準で選びたいと思っていたのでより今の自分というのを生かし共感が出来、私自身も楽しい接客時間を過ごしました。そして最後はお互いママ業がんばりましょうって行ってお見送りしたんです(笑)初めてのマッチングは思い返すと販売に必死だった自分だったのですが、お客様と流れるようにお話をしたり、共感、ときめきを共有する時間をもてたことで自信を取り戻すような接客体験でした。
販売員として大切にしてること
販売員として場所や状況が変わっても、変わらずに一番大切にしてるのはお客様に寄り添うことです。最初のお声がけは特に大切で、一般的な声がけはせず、お客様をよくみてお声がけするようにしています。一般的な声がけというのは「ご試着できますよ」という一言や、ブランドの説明だけを言うことです。それよりもまず、その時の季節や気候にあったお声がけをし来ていただいている空間がウェルカムであることを伝えるようにしています。いまであれば、「すずんでいってくださいね」などのお声がけになりますね。
商品をご覧になっている場合は、お客様がその商品を気になっているという事なので、「とても素敵なので試着してみてくださいね。」と伝えます。また、コートをみている方がいれば、「寒くなってきたから暖かい物が欲しいですよね」とお声がけをします。コートの商品情報、例えば、ショート丈、ロング丈があるとか、素材がどうかというような情報を伝えるのはその次ですね。「素敵」「寒くなってきたから暖かい物が欲しいな」というお客様の心の声、感情を推測してそれを言葉にし声がけしています。この一言でその後商品の紹介もスムーズだったり、よりお客様との共感の時間が作れると思っています。
これまでの経験が生かされていること
百貨店、駅ビル、商業施設、路面店などさまざまな場所で接客してきた経験は、そのそれぞれの環境に応じて順応する力は活かせると思っていますし、いらっしゃるお客様の雰囲気を察知する力も自然と身についてきたと思います。
そういう順応性はお客様だけでなく、仕事をさせて頂くお店のスタッフとのコミュニケーションでも活かされてます。ブランドに合わせて準備をすることは当然ですが、他のスタッフさんがいてこその自分という気持ちで臨んでいます。他のスタッフの動きをよく見て、空気に馴染みながらも、引っ込みすぎない、ちょうどいいって難しいですが、その立ち位置を常に探し店頭に立っています。店舗に馴染んでいると言ってもらえた時は嬉しかったですね!
またメゾンブランドにいる時に学んだブランドを旅と見立てて、そこにお客様をお連れして同行してブランドや商品の良い所をゆっくりと知ってもらう、一辺倒に説明するとことはしないという接客スタイルはどんなシチュエーションでも活かされてます。ミステリーショッパーの抜き打ちが入るブランドでもあったので、どのお客様にも気分にムラがなく丁寧に向き合い、変わらないサービスクオリティーを提供するプロ意識は叩き込まれ、磨かれたと思います。いまでも身についたこの感覚でどんなブランドの販売にも向き合っています。
今後の展望
今後まだ子供が小さいので、自分で時間のコントロールが出来るMESHWellの働き方がとってもしっくりきています。ですので、大きな変化をもたらすというよりはフリーランス販売員をこのまま頑張りたいと思っています。
母親として当たり前に、子供と過ごす時間が大切なのですが、不思議なことに仕事をすることで、育児・家族の時間をより良く出来る感覚があります。人それぞれの価値観があるとは思いますが、仕事を自分らしく楽しむ時間を持てたことで心にゆとりが生まれたからなのかなと思っています。
仕事一筋だったので、妊娠出産した頃は、実は少し取り残されたような感覚になり気持ちの落ち込みがあった事もありました。短い時間だとしても販売員として仕事が出来る機会をMESHWellで作れたことは私には大きな意味がありましたね。「〇〇ちゃんのママ」でいる時間から離れて「仕事をしていた時の自分を取り戻す時間」になっているんです。なので、これからも販売員スキルにさらに磨きをかけていきたいです。そして、いつかお客様にさらによりそったパーソナルスタイリストのような仕事で、お客様を元気にしたり輝かせるお仕事もできたらいいなと思っています。

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