フリーランスで接客に自信がついた
フリーランス / Maliさん
活動エリア:関西
長くアパレル販売経験のあるMaliさん。スタイリッシュな外見と素敵な笑顔が印象的でした。MESHWellで仕事をしていく中で、これまでの経験が活かせるのだと気づき、自分の接客スキルに自信がついたそうです。これまでの経緯や今大切にしている事を伺いました。
QUESTIONまずは簡単な質問
- 好きな言葉
- 「La mode est mode, le style jamais.」ココシャネルの言葉より
流行は移り変わるけど、スタイルは不変。 - 好きなファッションブランド
- Maison Margiela、sacai、JIL SANDER
- 趣味
- ウィンドウショッピング
INTERVIEWタレントインタビュー
- MESHWellを利用始めた経緯
- 学生の時に洋服が大好きで、雑誌をよく読んでいました。地元には雑誌でみるブランドを取り扱うお店がなかなかなくて、オンラインで買い物をしていましたが、やはりお店での買い物に憧れもありましたね。高校卒業後、ファッションの勉強をしたいと思い服飾学科で学び卒業後、最初に入ったアパレルメーカーで5年弱勤めました。転職したアパレル会社は個人が運営しているセレクトショップで、一人でお店をまかせてもらったり、webshopの仕事もしていました。そして今から1年半前頃に転職を考えていた時に、インターネットで調べている中でMESHWellを知りました。これまでアパレル販売での仕事が長く、十分やりきったなと感じた部分もあり、違う仕事に就きたいと考えていました。ただそうはいってもなかなか新しくやってみたい仕事が思い浮かばなく、働き方を変えてみるのはどうだろうと、調べていたところフリーランス販売員という働き方を見つけました。どんな働き方になるのだろう?と気になり、まずは前職の仕事の回数を減らしながらMESHWellを始めてみました。
最初はアダムエロペとのマッチングでした。駅前の通り沿いで入店も多いストアでした。そのストアのある地域は普段自分で行くことがない場所でもあり、商品知識、お客様層などなにも馴染みがない状態でしたが、やるしかない!という気持ちで向かいました。商品の詳しい知識は無くとも、商品説明以外の、お客様へのコーディネートの提案などで接客しようと思っていました。その日の仕事を終えて、フリーランスの販売員の仕事はこんな感じなんだ、私も出来そうだなと感じたのを覚えてます。すでにその後に何回かマッチングが決まっていたので、もう一つの仕事と並行しながら現場で徐々に慣れていこうという気持ちでした。今では良くマッチングするストアができ、スタッフの方とも話しやすい環境もできてきたと感じます。ストアスタッフ、お客様、両方からありがとうございますといってもらえるのが嬉しいです。
- 接客で大切にしている事
- これまで強いポリシーを持って接客をするというよりも、経験の中で身についてきた接客スキルで目の前のお客さまに楽しんでもらう気持ちを大切に自然に接客を続けてきました。お声がけのタイミングは早く、タイミング良くいく。どんなお客様も、1度声をかけて、その時の様子を見て次の動きを決めるようにしています。「お鏡に合わせてみてください」のような、どこでもお客様がかけられている声がけではない言葉で話かけたり、フリートークを交えたりして、お客様それぞれにとって良い雰囲気がつくれるようにしています。ストアやブランドで接客の仕方を変えるというより、お客様の年齢層やテンションに合わせる事を大切にしていて、喋り方、声のトーンは特に意識していますね。お客様と同じ温度が良いと思うので、テンションが高めの方が試着された後などは、「可愛い!」と盛り上げたりします。最初の声がけでお客様のテンションを判断しその後のトーンをつくる事が大切だと感じています。
ストアにマッチングする時の服装も気をつけています。基本的に手持ちの洋服でブランドイメージに合うものを着用、という指示が多いので、そのブランドらしい服装をイメージして決めています。お客様に「今着ている服はどこにありますか?」と店頭で聞かれた時に、「この商品は無いのですが、似たような商品だとこちらです。」とご紹介できるようにしたいと考えています。久々にマッチングする際には、インターネットでブランドサイトを確認して、今ストアにありそうな商品に近いものを手持ちの中から探して着ていくようにしています。
- 経験が活かせている事
- 思い返してみると、20代前半で働いていたアパレルブランドである程度厳しく指導をしていただき、その時に販売接客の基礎をしっかり身につけられたのかなと感じます。ストアの中では、サブリーダーのポジションで全体をみながら仕事をしたり、VMD業務、スタッフ育成などもさせてもらいました。2つ目の職場のセレクトショップでは取り扱い商品の単価が高くなり、対応させていただくお客様の年齢層も高くなりました。この経験は幅広い年齢のお客様に接客できるスキルに繋がっていると思います。他にも地元沖縄で、コールセンターや飲食でのサービス業、いくつかの仕事をかけもちしていた時には大手アパレルメーカーでも仕事をしました。そこではインカムをつけてお店を回す、接客も含め時間ごとに担当業務がかわるという大手ならではの現場のまわし方で、それを経験出来たことも良かったと思います。
MESHWellでマッチングし、色々なストアでマッチングして販売をしていると、スタッフから「接客はどのようにしてるんですか?」「どうやって販売につなげるんですか?」と質問をいただくことが多々あります。その時に初めて自分の接客を言語化したのですが、自分でもこんなふうに考えて接客しているんだと認識し気づきがあったんです。実は私はすごく接客に自信があったかというとそうではないんです。MESHWellを利用するようになってこれまでやってきたことを評価いただき自信に繋がりました。長く接客をしてきて経験値は力になっているのだと気づくことが出来たんです。接客の後、「お姉さんのお名前をうかがってもいいですか?」「次はいつストアにいるのですか?」と聞いてもらえると良い接客ができたんだなとうれしい気持ちになりますね。
- MESHWellを使う理由
- 報酬を自分で決められるので、自分が納得した金額で仕事ができるのが良いですね。またスケジュールの融通が効くのが嬉しいです。今は、MESHWellは週に2~3回で、もう一つ別のアパレルのお仕事をしています。その仕事ではアパレル関係のSNS、web周りに携わる業務をしているのですが、店頭で接客しているとお客様との会話の中でタイムリーでリアルなニーズを知ることができ、その時に自分が感じた事をもう一つの仕事にも活かせています。お休みは週2回は取り、自分の時間を持ったりや体を休めることができるので、仕事とプライベートのバランスがとれていると感じています。地元に帰る時は1週間お休みするなど、自己管理でスケジュール調整できるのがいいですよね。臨機応変に対応できる方はMESHWellがおすすめだなと思いますね。
- 今後の展望
- MESHWellをしてより販売を好きになったのですが、この先長い人生でもう少し違う形で今のスキルを活かせたらいいなと模索しています。最近は自分の長い販売経験から経験の浅い販売員に対して伝えていけるスキルがあるかもしれないと感じていて、育成のようなことにも興味があります。また、個人へのパーソナルコーディネートの提案をしていく仕事に興味があります。
女性としてライフステージの変化がこれからあると思うのですが、結婚や出産や育児などのライフイベントがあっても仕事は何か続けていきたいんです。性格的にじっとしていられなくて(笑)そういう意味でも今いろいろ模索していきたいと思っています。おばあちゃんくらいになったら沖縄にも戻りたいななんて思います。