分析する力を接客に生かす
ダブルワーカー / Hikaruさん
活動エリア:関東
お客様のコーディネートを分析しながら考える事が好きと話すHikaruさん。今までの販売の経験を活かし、今はスタイリストとして活躍されながら、MESHWellを利用されてます。
MESHWellをダブルワークで利用する良さなどをお話頂きました。
QUESTIONまずは簡単な質問
- 好きな言葉
- 失敗しなくちゃ、成功はしない
- 好きな映画
- ココ・アヴァン・シャネル
- 座右の銘
- Love the life you live Live the life you love
- 好きなファッションブランド
- maison margiela
INTERVIEWタレントインタビュー
- これまでの経緯
- 大学の時にファッションに興味を持ち、学生アルバイトから始め、卒業後は大手アパレルメーカーに就職しました。洋服の販売を好きになればなるほど、ファッションへの興味が増していき、もっと洋服を学びたい、海外のファッションをもっと知り学びたいと思うようになりました。その熱量から海外のコレクションに出向き、ショーには入れなくても来場する人のスナップをするなど最先端のファッションを肌で感じるようになり、その後会社を退職して約1年半イギリスに語学やファッションを学びに留学もしました。
とても有意義な時間で、その時のファッションの学校の友人に言われた言葉がその後の自分の人生に大きく影響を与えてくれました。「日本人ってなんでそんなダサいの?帰国したらHikaruは何かするべきだ」と言ってくれました。イギリスで服の勉強している日本人が少ない事もあって伝えてくれた言葉でもあったのですが、私なりに、大きな範囲に影響力がなくても自分の近くの人のファッションを変えてより輝いたらいいなと思いました。帰国後は元々勤めていた大手アパレルメーカーに再雇用いただいたのですが、コロナを機に色々と考え、友人にもらった言葉から自分に出来ることとして、スタイリスト活動を始めました。スタイリストの仕事は個人の買い物同行、相談、それ以外にもメディア撮影のスタイリング依頼もいただくので、時間的に融通がきく仕事とダブルワークしたいと考えていました。そこでバーテンダーのアルバイトを始めたのですがスケジュール調整が難しく、アパレルの派遣サービスと掛け持ちをするようになりました。そのサービスを利用している時に、MESHWellを利用している方に、私の希望する働き方を話していたら、MESHWellが合っているかもと教えてくれたことがきっかけでMESHWellを利用し始めました。
- ダブルワークでMESHWellを利用してみて
- 初のマッチングは久しぶりの洋服の販売でしたがとても楽しめました。いつも違うお店にいくことに戸惑いもありましたが、ストアスタッフのみなさん良い方で、サポートもありこれなら続けられると思いました。
スタイリストの仕事をしながらMESHWellを利用していると、商品知識が自然と溜まって行きます。自分のお客様からスタイリング相談のご依頼があると下見がとにかく大変なのですが、MESHWellはさまざまなブランドとマッチング出来るのでどこのブランドにどんな商品があるか、価格帯に合わせてブランドを絞れたり、各ブランドの強み、シーズンの一押し商品を仕事をしながら知る事が出来とても良いです。さらに、スタイリストのお仕事で多くのお客様の悩みを伺っているのでストアに来店されたお客様の悩みに対して今までの自分のお客様の情報を活かして接客できています。シンプルに「同じように悩む方も多いですよ」と事実を元にお話出来るのでお客様への説得力も増し共感が深まっていると感じています。
スタイリストの仕事の依頼確定が直近が多いので、いつでもトピックを上げる事が出来るMESHWellはダブルワークがやりやすいですね。報酬を自分で決められるという点でもダブルワークに向いていると思います。本業の合間の短時間でお仕事をする時に報酬単価を上げて、集中して成果を出す仕事をしようと考えています。販売員としての価値を認めてもらえているのも感じられることはやりがいですね。報酬においてだけでなく、何回かマッチングしているストアに入った際に「ひさしぶりです!今日Hikaruさん入ってくれると昨日全員に話していたんです。」と伝えてくださったことがありました。単発でメンバーに入る私の事も覚えてくださり迎えてくださることに、必要として頂けていると感じられ嬉しかったです。以前自身が勤めていたブランドにマッチングした際に久しぶりに会う後輩が成長している姿を見られるのもうれしいですね。
- 接客で大切にしていること
- 以前勤めていたメーカーの時には所属店舗異動が多く、京都、大阪、広島、東京(新宿、有楽町)横浜 などで接客しました。その時から客層が街によって変わるので、接客の仕方も変わると思っていました。今MESHWellでマッチングして、さまざまなストアに行っても同じ事を感じます。例えばファッション感度が高めの渋谷では、次の秋冬のコレクションを見て感じた事から、トレンドを意識した接客トークをすると、「なるほど!」と思ってくださり、郊外のストアでは日常会話を多めにお話をする方が最終的にご満足いただく事が多いなど感じます。
前職で販売専門職として店舗のお客様にあった接客マニュアルを作成する業務を担っていたので、その知識が今活かせています。分析する事が好きな性格なので、このストアのお客様は警戒心が強いかな、こんな風にお声がけしたら会話がつながるかなと自然に考えて接客しています。
アパレル販売員から離れている時にお客様は、がつがつ話しかけて欲しいのではなく、ほっておいてほしいわけでもなく、良いタイミングでサポートしてほしいのではと気づきました。色々なお客様がいらっしゃいますが、お声がけをしてもあんまり反応が無くても、実は接客して欲しいお客様もいますよね。そういう時は、商品に関して気にかかりそうな事を言語化して聞いています。例えば、ロングスカートを何点か手にとって見ているお客様であれば、商品のふれ方をみて、「こういうスカートってよくありますけど、丈が意外とくるぶしまでいかないものもありますよね?」と話しかけてみます。ウエスト辺りを触っていたら、「ゴムが思ったよりもゆるくて、(履いているうちに)落ちてきて嫌な事がありますよね」とお声がけします。すると「そうなんですよね」と返してくれるので「他に気になっていらっしゃる事はございますか?」と会話の中でお客様のニーズや悩みを探し、それに答えながらさらに商品をご紹介します。私はお客様の所作をみて、そこからお声がけする接客が自分のスタイルだと思っています。単発でストアに入っていてもお客様が最後にわざわざ私のところにきてくれて「ありがとうございます」と伝えてくださる事もあり、そういう時にお客様にあった接客が出来よかったと思いますね。
- 今後の目標、夢
- 私はお客様がもっと違う着方がしたい、違うおしゃれを楽しみたい時に頼っていただけるスタイリストでありたいと思っています。(スタイリストの)顧客様の中には友達のような関係になって、「今アクセサリーでこんなものが欲しいから、良いのがあったら買っておいてね」と、依頼をくださる方がいます。嬉しいことに、私が選んだものなら大丈夫と思ってくださるんです。お客様との信頼関係が強いスタイリストの仕事にやりがいを感じていて、いつかは海外でもスタイリストをしたいと思っています。日本と違って海外は平均身長が30センチ違うので、そもそも買い物するブランド選びが難しいのではないかと気づき、その悩みをサポートしたいと思うようになりました。もう一つの目標は、何年後かにいろんなプロを集めてビューティープロチームをつくる事です。この人と一緒に仕事したいと思える人と出会い人脈を作っていくこともこれからしたいですね。
今後は両親のいる関西を自分のベースにしたいなと考えています。MESHWellは関西でも仕事が出来ますし、仕事に合わせて東京、関西でもマッチングしていくのも良いですね。ダブルワークをする良さを最大限に感じ、経験をスキルに変えながら夢に向かっていきたいと考えています。