MESHWellを利用したきっかけは？

以前はダンサーを仕事として旅芸人のような生活をしていました。1年のうち2〜3ヶ月は東京にいなく、1年、2年先のスケジュールが決まっているという仕事の仕方でした。MESHWellは、働き方を変えようと転換期を迎え家族の事や年齢の事、そして何よりダンサーとしてやりきった思いも強く新しい仕事の仕方を考えている時に、友人の紹介で出会いました。ダンスカンパニーを辞めたタイミングで、ダンスに関しては指導の仕事をメインにし、違う仕事もしたいなと考えていたんです。指導の仕事はコンスタントに決まっているお仕事ではないので、時間の調整のしやすい働き方が実現できるMESHWellはとても興味が湧きました。販売のお仕事をした経験もあったので「また接客がやりたいな〜」と自然と気持ちが高まりましたね。

今までの経歴を教えてください

3歳の時にバレエの発表会を見にいって、その時に「ダンスをやりたい」と自分から言ったみたいなんですが、その時からずっとダンスを続け、仕事としてきました。でも実は、他の仕事をしてみたい、他の業界の大人と出会いたいと思い、大学時代にはアパレルブランドでアルバイトを、卒業後は一度就職しウェディング業界も経験したんです。その時はウェディングプランナーとして、営業からプランニング、当日の立会いまで一貫して行い、とてもやりがいがありましたね。この接客経験からお客様の求めている事を会話や表情から正確に汲んで満たす事、お客様の意見全てを受け入れるのではなく、プロとしての視点で自分の意見をお伝えする事が大事だと学びました。これは今までの経験から得た自分の強みですね。ダンスの仕事だけでなく様々な経験が今に繋がっています。

お仕事をしてみた感想を聞かせてください？

初めてのマッチングはとっても緊張しました。と同時に接客が好きなんだと再認識しました。今では良い緊張感はあるものの、気負わずに接客が出来るようになっています。今までで一番嬉しかった事が、接客に入ったお客様とのお話の中で、私がフリーランス販売員だとお伝した所、「えー！じゃあまたこのお店に来てもお会い出来ないんですか？次はどこの店舗に入りますか？また接客して欲しいです！！」と言って頂いた事です。
接客で気をつけているのは距離感です。声をかける一言目で、お話をしたい方、そうでない方の違いを理解するようにしてます。その後はお客様の気持ちをとても慎重に感じながら距離感を決めていくという感じです。ここに慎重になるのは、ちょっとしたことでお客様のストアへの印象が決まると思っているからです。フリーランス販売員として、ストアさんにもお客様にも役に立ちたいと思っています。

働き方が変わって、ライフスタイル変化は？

今はバレエの講師や、フィギアスケーターの子達への振り付けなどをしています、合宿についていく事もあるのですが、以前よりは良くなったものの、実はスケジュールは不規則なんです。本業の仕事の時間が決まってない中で、MESHWellはスポットで、自分の都合の良い時にトピック（勤務条件を明記したもの）を立てられ、マッチングとなるのでとても助かっています。お仕事が無くなった時など、直近でもマッチングする事もあるので、本業と両立がしやすいですね。時間がうまく使えて、ゆとりが作れる今は、家族との時間が取ることが出来ています。朝は家族と必ず一緒にご飯を食べるのですが、こういう時間に改めて幸せを感じていますね。本業では、お子さん〜高校生、50~60代の方に教える事が多いのですが、MESHWellでは、本業でなかなか出会わない同世代の方とお会い出来て、そういう面でも自分の経験の広がりを感じています。

MESHWellの良さってなんでしょう？

接客、ファッションが好きな方だったら、いろんな意味でメリットがすごくあると思います。なんと言っても、たくさんの商品に出会えるのは素敵ですよね。一つのアパレルの会社でお仕事をするのと違って、様々なストアでのお仕事だからこそ、お洋服のスタイリングにおいてもバリエーションを深められると思います。また、接客スタイルについても同じで、あるブランドさんではチームワークで接客をされていて、一緒にお仕事をさせてもらい気持ちが良かったですし、あるブランドさんは、スタッフの皆さんの佇まいに品格があって、ブランドへの愛をその姿から感じる事がありました。こういった違いを肌で感じられるのがMESHWellの良さだと思います。

今後の目標は？

いろいろやってみたい事がありますね。今少し考えているのは、ダンスをやってきた方々の引退後の仕事、第二の人生を支援するような事が出来たらいいなと思っています。劇場や舞台芸術を活性化する新しい事をやってみたいです。バレエが好きな人は、バレエしか見に行かない、歌舞伎の人は歌舞伎しかいかないというのではなくて、気軽にいろんな人が相互に芸術を楽しめるサービスを作ってみたいなと思っています。芸術と自分の関係はライフワークなんだと思います。
今は自分が自分らしくお仕事をする事で、人生を豊かにして次のチャンレンジに繋げて行きたいと思います。